その際課題がたくさんあるのですが、今までの管理職がやってこなかったことをやってみたいと思うことがたくさんあります。
これをしたらどうなるのだろう?こういう風にやったらどうだろう?その検証記事を書きたいと思います。今回のテーマは
人材募集
福祉や介護業界で人手不足に苦しんでいない法人や事業所や少ないとは思いますが、業界最大のテーマと言っても過言ではありません。
大きな法人が出来て、中小の法人が出来ないのは「広告に予算をかけること」ですね。
大きな法人は「マイナビ新卒やリクルート新卒」など新卒枠がたくさんみるであろう有料求人広告にお金をかけて新卒獲得し、法人内で育てて担い手にする。
一度調べたのですが大きな法人でのマイナビ等の広告予算に数百万かけてるところもありました。

そして専門の人事担当者がいて、時間や手間をかけられる。
一方中小の法人は
- 広告費にあまら予算がかけられない
- 現場もこなしやがらなんとかするしかない!
少ない予算や時間のなかでもまだまだやれることがあるのではないか?と思います。
ちなみに私の事業所は障害の居宅介護事業所兼相談支援事業所です。
老人の訪問介護のヘルパーさんの有効求人倍率は15倍と業界としても、とても厳しい状況が続いています。
そこでこの記事ではこうやろうと思うけど、それをやったらどうなったか?を検証する記事です。
少ない予算や現場をこなしながならの中小の事業所で、人材を獲得するためにあれやこれややってみて検証してみる
Contents
予算や時間のない中でも中小の福祉事業所が取り組める 7つのこと

中小の福祉事業所は良い人材を最終的には紹介や人脈等を駆使して1人か2人見つけるしかありません。
昔モテる人は「顔がいいから」「運動が出来るから」と思ってました。確かにそういう人もいますね。でも運動も顔も勉強も普通なのにモテる人もいます。
大人になってわかったのですが、モテる人はモテるなりの労力を費やしいるということですね。
身なりを清潔に保つだけでなく、みんなの為に動いたり、話を聞いたり、コミュニケーション取ったり、結構な労力を費やしている。
人材募集も最終的には紹介等になるかもしれませんが、そこに至るまでにあれやこれや労力をかけることが大事かと思います。
その熱意や信頼に人が大事な人を紹介してくれると思います。
そこでまずは色々な種まきをして土台を固めることかなと思います。
- ハローワークの求人
- 福祉人材センターの求人
- ホームページ充実
- 福祉人材センターの(求職)イベント
- チラシ
- 広報
- 働く環境を整えブログ、ホームページ等でアピール
- 他の事業所からの異動
1,ハローワークの求人
まず誰もが思いつくのがハローワークの求人ですね。
ハローワークはA4裏表一枚に求人情報が詰まっています。
ハローワークの求人票を見たことがある人ならわかりますが、たぶんこんな感想かなー?と思います。
少ない情報の中で自分に合う会社や仕事を見つけるのは難しいですね。
しかし、現在では事業所ページというのが持てますので写真等を載せられたり、会社のアピールが出来ます。少しでも情報を載せることでアピールは出来ます。
2,福祉人材センターの求人
次に考えられるのが福祉人材センターの求人ですね。
介護、福祉、保育に興味がある方が見てくれる可能性が高いです。
とはいえ福祉人材センターの求人票あまり書くスペースがなく、法人や事業所の差別化が出しにくいです。
しかし、現在では法人ページというのが持てますので写真等を載せられたり、会社のアピールが出来ます。少しでも情報を載せることでアピールは出来ます。
スカウト機能というのがあり、スカウト登録をしてる方にこちらからアプローチが出来ます。

- 求人票の書き方等
- スカウト機能も使えるよ
- さらに登録者にパンフレットなども送れる
とのこと。色々改善のポイントがありました。福祉人材センターについてよくわからないという方はこちら。

3.ホームページの充実
一度データを取ったことがあって、現在ほとんどの求職者は、法人のホームページを検索するという行動に出てました。
ホームページの充実は必須ですね。
外枠は業者に作ってもらっても、中の言葉はどちらにしても考えなくてはなりませんし、伝わる印象が大分違いますね。
言葉は伝わるので、キレイな言葉を並べても、本質が伝わらない。
現在では写真や動画、ブログ、SNSもあり、その法人がどう工夫して、外部に伝えているかが見えて差がついてしまいます。
4、福祉人材センター(社会福祉協議会)の(求職)イベント
福祉人材センター(社会福祉協議会)では求職者に関するイベント等を定期的に行っています。
ただしこういうイベントに参加する人は事前にホームページを検索して、話を聞きたい法人や事業所を絞っています。
なので3のホームページの充実は必須なわけです。
時間も2時間程度なので回れるところも限られていますから、ホームページの充実は今は必須ですね。
5、チラシ、ポスター
オンラインの時代なのでチラシ、ポスターは流行らないと思うかもしれませんが、オンラインとの組み合わせでチラシやポスターは効果があります。
スマホ検索が出来ることでチラシからホームページへの検索が出来ますね。
求職者が見てくれそうな場所。それが集まるところはどこなのか?考えることが大事ですね。
6、広報
広報なんかも多くの人に知ってもらうのには有効な手段ですね。ホームページと組み合わせても良いですね。法人の広報、市の広報なんかも使えそうです。
7、働く環境を整えブログ、ホームページ等でアピール
広告だけでなく働く環境や事業所で行った研修等をしっかりブログ等でアピールすることで求職者が検索した際、興味を持ってくれる確率が高いですね。結構書くことはたくさんあります。
- 職員会議でこんな研修をした。職員も良い感想を持ってくれた
- 就職イベントに参加して多くの学生と話せて、福祉の未来は明るいと感じた
- 現在うちの事業所では●●ですが、これについてみんなで意見を出し合った。
8、他の事業所から異動してもらう
社会福祉法人などは通所、ホーム、居宅等、色々な事業所があります。居宅よりも通所の方が人が募集しやすいというのがあります。
そうなると通所で募集し育てて、居宅等に異動してもらった方が効率が良いというのがあります。
職員のライフスタイルや子育てなどもありますが、異動する人も、異動させる事業所も、異動してもらう事業所も、納得した上での異動が求められますね。
そうでないと、異動して退職!ということになりかねません。
募集がきやすい事業所の募集を手伝うなどの方法も良いですね。その代わりに人材に来てもらうとか。
- 掲示板等に部署の魅力や今後の改善点を伝える
- 他部署で来てもいい人と話す
まとめ 半年〜1年後に検証してみる!

中小の法人は少人数で回している部署もありますからね。一人が抜けると大ダメージになり、回らないということが往往にあります。
そうならないためにも次の次の人材まで育てられるよう工夫が必要ですね。
戦略を持って人材の募集と育成を工夫してみる。その結果どうなったか?検証してみる。