給料アップの秘策

介護や福祉でお金について語ることは「悪」なのか?の問題に迫る

篠原です。

興味深いツイートから。

篠原
篠原
このツイートすごいな!と思いました。

 

福祉業界や介護業界で「お金を稼ぐこと」はおろか、「お金の話し」をするだけでタブーな空気が流れませんか?。

例えば?

  • 給料の話題
  • 労働条件の話題
  • 売り上げの話題
  • 副業の話題
fukushiくん
fukushiくん
なんか会議等でも喋ってはいけない空気が流れます。
篠原
篠原
私も福祉業界で結構お金について語り、叩かれた経験があります。
篠原が経験したお金にまつわる厳しい目や叩かれたこと
  • 売り上げについて語ると「利用者の気持ち軽視してる!」と言われる
  • 給料(アップ)について語ることもピリピリした空気が流れる。
  • 労働条件の話をすると、「利用者のことを考えてない」と言われる
  • 現在の「副業解禁」なんてもってのほか。話題にも出来ない。

若い世代程これから家庭を持ったり、結婚、出産等があるのでこういうことに敏感です。

篠原
篠原
おいおいどうなってるんだ福祉!って感じでした。
そもそもの疑問
  • 福祉や介護は仕事じゃないの?ボランティアなの?
  • 仕事は労力の報酬の対価ではないの?
  • 勤める人は貧しくないといけないの?
  • 事業健全化のために売り上げを上げる努力を語ることは利用者軽視なの?
  • 副業すればそれだけスキルが着いて、本業に活かせるが?

勝手な思い込みですが、ハレくんのツイートにもあるように「昔の措置時代」を経験した人ほど福祉に「お金」を語ることを嫌がる傾向があるように感じます。

しかし!しかし!

若い人は違うでしょう!

仕事として捉えていますが、なんかモヤモヤした不安を感じ、職場の空気を読んでそれをしないか、目をつけられるのが落ちなのであえて黙っているという感じ。

これには「私たちの考え方」をまずは変える必要があるかなーと思いました。

実際に私が今の職場に入った10年前より労働条件や処遇について、語ってもOKみたいな空気になってきました。

その甲斐もあり、離職率もグンっと減ってきました。

この記事で行うことは!お金について

考え方を変え、空気を変え、実際に処遇や環境を変える!

為の記事になればいいな〜と。

 

そこで今回は色々な意見や時代から篠原的にお金について語ることへの考え方を読み取って書いていきます。

若い人から変わってきている

先ほどのツイートには色々反応がありました。一部お届けすると

  • 超過勤務など正当な分は遠慮無く請求します。
  • 本業の介護の仕事以外に、稼ぐ力を身につけたい
  • もはや介護業界だから稼げないは少し思考停止な気もします
  • 介護の仕事だけで裕福になれればいいんですけど etc
fukushiくん
fukushiくん
どれも大事なコメントですね。
篠原
篠原
まさに!待遇やお金について大事なことが3つのカテゴリーに分かれると思います!
上記のコメントを3つに分けると
  1. 仕事として捉え、ボランティアはしない
  2. 処遇をあげる取り組み
  3. 自分で本業以外に稼ぐ力をつける

1、仕事として捉え、ボランティアはしない

篠原
篠原
 「仕事」として捉えるとは、こんなことかと思います。
仕事として捉えるとは?
  • 休憩はしっかりとる
  • サービス残業などはしない
  • 残業したら請求する
  • 有給も取得する

 

篠原
篠原
その代わり仕事はしっかり行います。
  • 利用者対応などしっかり丁寧に行う
  • 個別支援計画、書類作成などもしっかり行う
  • 仕事中、無駄話などしない
  • 報連相等しっかり
  • 付加価値をつける提案をする
  • 専門知識等の勉強をする
fukushiくん
fukushiくん
当たり前のことですが、その当たり前が中々出来ないことが多いですね。

2、処遇をあげる取り組み

処遇改善加算、特定処遇改善加算等、法人が取得していないのであれば処遇をあげる取り組みが必要です。1〜3まであります。

実際に特定処遇改善加算を取得できた取り組みについて書きました。

特定処遇改善加算取得を見送った法人に職員が訴えることで特定処遇改善加算を取得した話篠原です。 2019年9月ぐらいに私が勤めている法人から職員宛てに特定処遇改善加算についてこんなお知らせがありました。 ...
篠原
篠原
色々な手当てを含め額面で400万は行きたいものです。3割税金を引かれ手取りは280万になってしまいますが。

3、自分で本業以外に稼ぐ力をつける

篠原
篠原
3つ目の「自分で稼ぐ」は介護職福祉職員でも一部の人しかまだ取り組めていないでしょう。なので先に始めたらそれだけレアな人物になれます。

就業規則ではほとんどの法人が副業を禁止されていることでしょう。でも労働基準法では副業を禁止していません。

そして!

国も副業を推進しています。

副業をすれば色々なメリットが得られます。

副業のメリットはすごい!
  • 副収入が得られれば、心に余裕が得られる。今の会社が嫌なら辞めても良いと思えるので余裕が生まれる
  • 副業でついたスキルが身につく
篠原
篠原
私もブログに取り組むことで法人のHPを担当し、新規職員採用に貢献出来ています。

副業について知りたい方はこちらの記事を参照ください。

福祉職や介護職の今までのキャリアアップを見直して、新しいキャリアップの道を考える。 篠原です。 これまでの介護職や福祉職のキャリアや成長のモデルってどういう感じでしょうか? で...

2、時代が変わってきている

副業解禁だけでなく時の首相が介護士の待遇をあげる宣言をしました。

首相が介護士の待遇を上げる宣言?

令和3年の岸田首相記者会見で介護職の給料をあげる宣をしました。

参照:首相官邸 岸田内閣総理大臣記者会見

民間に賃上げをお願いする以上、政府もやることをやらなければなりません。先日訪れた都立病院で、看護師の方から現場の切実な声を伺いました。感染への不安と使命感のはざまで揺れ動きながら、それでも毎日しっかりと責任を果たしておられる姿に胸を打たれました。こうした方々が少しでも前向きに働けるよう、看護、介護、保育などの現場で働いている方の収入を引き上げてまいります。

 

良い待遇や環境を整えれば人材がいつく

篠原
篠原
待遇について興味深いツイートです。


介護士、看護師、保育士の給料を上げてくれるというのは非常に嬉しいのですが、上げる時に一つだけお願いがあります。

「手当ではなく基本給を上げてください」

理由👇

・手当だと後で簡単に下げれる

・手当はボーナスには影響しない

ぜひご検討をお願いします。

篠原
篠原
これは処遇改善加算等の加算にも言えることですが、ただ処遇をあげるだけでなく、職員にとって働きやすい環境を作る工夫の1つですね。 
fukushiくん
fukushiくん
基本給と手当は違うのですね。

基本給というのは一度あげると下げるのに中々下げることは出来ません。手当やボーナスというのはカットできます。また基本給がベースになってボーナスや時間外手当が付きます。

本当に職員を思っている法人は基本給に練りこんで行きます。

篠原
篠原
こうやって1つ1つ環境や処遇を考えることで力のある職員が長く働いてくれるようになりました。離職率もグンと減りました。
fukushiくん
fukushiくん
職員としては処遇や環境を工夫してくれる法人で働きたいですね。

まとめ 空気に流されずに自分は自分と柔軟に行こう

fukushiくん
fukushiくん
時代や若い人から少しずつ変わってきていることがわかりました。
篠原
篠原
職場でも一人が変わり周りに話していけば、少しずつ変わっていきますね。

職場の空気は話せる空気ではないですが、確実に変わってきています。情報を集め、自分らしく考え方をしっかり持っておくことが必要ですね。