篠原です。
福祉や介護の仕事をしているとついて回るのが「ストレス(症状)」です。福祉や介護の現場で働く誰もが経験したことのある悩みや症状があります。
- ストレスで眠れない
- 朝起きられない
- お酒を飲みすぎる
- 暴飲暴食に走り体重増加
- 胃を壊した
- お腹を壊した
- 鬱になった
- 吹き出物が増えた
- 腰痛肩こりが悪化した・・・etc
原因は「ストレス」で福祉の仕事をしている限り避けることは難しいです。
逆に言うとストレスに対抗する「回復する手段」を身につけてしまえば、こんなに力強いものはありません。
例えば、嫌な上司や嫌な人間関係が嫌な理由の一つに、ストレスなどで心身がダメージは受けるからで、それを回復する手段があれば、ストレスの原因である人間関係の恐怖は少し怖くなくなり、自信になりませんか?
福祉や介護の仕事をしているかぎりストレスを避けるのは難しい。でもストレスに対抗し、回復する手段を身につければ、心強く、仕事を長く続けられる糧になるし自信にもつながる。
Contents
なぜ福祉や介護はストレスが貯まるのか?

- 肉体労働
- 感情労働
→気持ちをコントロールする必要がある仕事 - 頭脳労働
→利用者の気持ちを考えたり、アプローチを考えたり。 - 集中力を使う労働
→危険を伴う時に集中して、見守る。 - 人間関係のストレス
- 運営に対するストレス
福祉や介護の仕事は色々な力を酷使する。ストレス対策をし、体と心のメンテナンスがとても大事。
具体的なストレス対策は?


1、人間関係で嫌なことをされたなどで「とにかくイライラが溜まっている状態」
→緊急的に「イライラ」を解消する「怒りの解消行動」をする
2、イライラはしてはいないが、疲労で体がガチガチ。心はモヤモヤ。
→「ストレス解消習慣」でガチガチとモヤモヤと取り、スッキリさせる。
【パターン1】「上司に文句を言われた」等の「イライラして怒りMAX」の状態の対応
上司に文句を言われたなどでイライラがある時やイライラが強い時には、イライラを瞬時にとる「怒りの解消行動」が必要です。
- 利用者にきつく当たってしまう
- 家族や子供に当たってしまう
- 後輩職員にきつく当たってしまう
- お酒を飲みすぎて、泥酔してしまう
- 暴飲暴食をする etc
こう言う時は、まずは「イライラを解消する」「怒りの解消行動」をとりイライラを解消させることが必要です。下記記事が参考になります。

【パターン2】「疲労で体ガチガチ」「心がモヤモヤ」をスッキリさせる毎日のストレス解消習慣
2パターン目は強いイライラなどは特にしていないが、日々の仕事が終わりのストレス解消方法です。
□ヨガ →(ストレッチ、呼吸法、瞑想)
□有酸素運動 →(歩く、プール)
下記の本を参照にしました。読みやすく参考になります。
なぜヨガが福祉や介護のストレス解消に良いのか?
仕事終わりの、体がガチガチして、心がモヤモヤして、頭が「ボ〜」としている状態をスッキリさせるのに効果的なものは「ヨガ」です。なぜヨガがストレス解消に良いのでしょうか?
□ストレッチ効果
□呼吸法
□瞑想
→副交感神経を優位に働かせ、リラックス効果がある。
【ストレッチ】体がほぐれれば心もほぐれる
肉体労働で体を酷使するとガチガチに体が固まってしまいます。そのまま寝れば「次の日体が痛い」「体が重い」などの症状が出ますよね。
体をほぐせば、心も自然とほぐれます。それにはストレッチをするのがとても良い。お風呂に入って体を温めてから行うともっと効果的ですね。ヨガのストレッチは呼吸と共にゆっくり行うので体がほぐれます。腰痛予防にも良いですね。
体をほぐすと心もほぐれる。慣れてくるとどの姿勢でも出来るようになる。回復が全然違う。
【呼吸法】頑張りすぎた時に「フッ」と一息で力が抜ける
ヨガに含まれる呼吸をマスターすれば、体に力が入りすぎた時などに「フッ」と一息吐くことで余計な力を抜くことができます。
呼吸法は普段の仕事中でも使える。頑張りすぎないブレーキになる。ここ一番集中力を発揮したい時にも活用できます。
【瞑想】リラックス出来る最強のツール。寝れない時にもこれで安心。
副交感神経を優位に働かせ、リラックス出来る最強のツールが瞑想です。瞑想と聞くとお坊さんの修行のような感じですが、瞑想をマスターすれば、これほどリラックスに使えるものはありません。
臨床心理では「自律訓練法」と呼ばれるリラックスするツールがありますが基本瞑想も同じです。副交感神経を優位に働かせリラックス出来る効果があります。
□副交感神経を優位にしお風呂上がりのようなリラックスが出来る
□夜眠る前などに行うと、良い眠りが出来る
□仮に眠れない時などは、無理に寝ようとするよりも、瞑想をしていればある程度回復出来るし眠くなる。
ヨガは通わなくてもyou tubeの動画で十分に学べる?
ヨガの「ストレッチ」オススメ動画→ヨガの「呼吸法」オススメ動画→ヨガの「瞑想」オススメ動画→
有酸素運動で気分をリフレッシュする
ヨガとできれば行って欲しいのが有酸素運動です。最近の研究結果では有酸素運動はうつの時に抗うつ剤と同じ効果があると言われています。モヤモヤした気持ちを変えたりメンタルを強くするには有酸素運動がもってこいだからです。
□ヨガ後、軽く10分〜15分ほどゆっくり歩く。
□朝10分〜15分ほどゆっくり歩く。
□週1回でもプールに行って軽く泳ぐ。
ランニングなど激しい有酸素運動は、オーバーワークになったり腰痛を悪化させたりするので運動が得意という人以外はヤメときましょう。
まとめ ストレス解消の習慣が出来ればダイエットなどの副産物も得られる

青のストレスを受けにくくするメンタルのアプローチはこちらの記事が役に立ちます。
