ストレスから身を守る秘策

「もう続けられない」介護や福祉の仕事を辞めたいと絶望した時の対応策

fukushiくん
fukushiくん
介護や福祉の仕事をしていると「もう仕事を辞めたい」と何度も思う時があります。
篠原
篠原
はい。私も一日1回は思ってましたし、今も思うときがあります。
fukushiくん
fukushiくん
その都度色々な人に相談したりて、なんとか続けてきた感じです。
篠原
篠原
ネガティブな感情まみれの時に立ち直れる方法を持っている人は強いかと思います。

この仕事をしてれば誰しもが辞めたいと思う時があります。

しかも度々。。。

ただ、仕事を辞めたり続けるというのはそんなに簡単な選択ではないです。生活そのものが変わってしまう可能性もあります。

本当にこれで良いのか?この判断であっているのか?とても悩みますよね。

特に辞めたいと強く思う時などネガティブな感情まみれの時には、合理的な判断が出来ていません。

fukushiくん
fukushiくん
ちょっと落ち着いて冷静に考えれば良い案が出るのでしょうが。辞めたいモードの時は、ネガティブ状態で、そういう時は辞めることしか考えられませんね。 
篠原
篠原
「ちょっと落ち着いて冷静になる」これが大事ですね。
ちょっと冷静になって落ち着いて考えてみれば

○実は自分が思っている以上に情勢が変わっていて、もう少し続けられれば良い結果が出たかもしれない

○実はちょっとした行動で、展開や気持ちが変わっていたかもしれない

○辞めなくても部署を変えるなどの方法が取れたかもしれない

「ちょっと、落ち着いて、冷静になって、客観的に考える」とは、「ちょっと引いた目線で自分のことを見つめ直す」ということになります。

この記事のポイント!

「ちょっと引いた目線で自分のことを見つめ直す」ことができれば、解決策が浮かぶかもしれない。

それこそ、「ケアマネジャーや相談支援専門員」が利用者に行っているアセスメントを自分自身にしてみるということです。

この記事を読んで欲しい人!
  • 現在、辞めたいモードに入っている人
  • 度々辞めたい心境が湧いてくる人

そんな人に「ちょっと引いた目線で自分のことを見つめ直す」ことができる方法をお伝えします。

「もう続けられない」介護や福祉の仕事を辞めたいと絶望した時の対応策

篠原
篠原
今回の解決策はズバリ「環境」と「質問」です。

良い環境で自分自身に質問してみる

fukushiくん
fukushiくん
なぜ環境が必要なんですか?
なぜ環境が必要か?

想像してみてください。これから人生について考えます。どちらが良い案が浮かびそうですか?

●海がきれいな砂浜でのんびりしながら

●ストレスまみれの職場の机で

しかも、度々ネガティブモードに陥っているときにまずはその感情を切り離して考える必要があるかと思います。

fukushiくん
fukushiくん
一旦冷静に客観的に自分を見つめ直す為に環境が必要なんですね。

 

こんな質問を自分にしてみよう

ノートとペンを用意して色々書いてみましょう。

1、まずは今ある感情を書きなぐる。「筆記開示」

ネガティブな感情まみれの時にはまずはそれを吐き出すことが大事です。誰にみられるわけでもないので、とにかく今の気持ちをあるがままに20分ほど書きなぐってみましょう。書いたら捨てても構いません。これを「筆記開示」と言います。

今の気持ちを吐き出すように書きなぐる
  • 本当にあいつムカつく!
  • クソヤロー!
  • ふざけんじゃねー!
篠原
篠原
ポイントは20分程アイデアが出なくなるまでひたすら書き続けるということです。

自分に質問してみましょう。

篠原
篠原
辞める辞めないではなく、一旦「自分の原点やルーツ」を探る質問をして、「自分は本当はどうしたいのか?」に戻ることです。
自分の棚卸し質問集
  • 自分の価値観は?どうしたら幸せ感じられる?
  • 逆に幸せを感じられないとは?
  • お金を払ってでもやりたいことは?
  • 大金をもらってもやりたくないことは?
  • 自分の得意分野は?苦手な分野は?
  • 今まで行ってきたことは?
  • やりたいこと・好きなことは?
  • 昔に悩んでいたことを克服したことは?
  • 誰かに役立った経験は?
  • 身につけたスキルは?
  • 学び続けた知識は?
  • 習慣としていることは?
  • 時間を忘れてやってしまうことは?
  • 人が難しく感じても自分とって楽なことは?
  • よく人に頼まれることや喜ばれることは?
  • 子どもの頃やってほしかったことは?
  • これまで一番楽しかったことは?
  • これまで一番怒りを感じたことは?
  • これまで一番悲しかったことは?
  • これまで一番うれしかったことは?
  • やるべき一歩は?
篠原
篠原
一旦自分の原点やルーツに戻る質問を何度もしてみましょう。その上で今をどうするな考えれば良いです。

環境を用意しよう

質問しやすい環境を用意します。

ちなみに篠原はこんな環境で行なっています。

  • 広大な自然の場所に行きのんびりしながら歩く
  • お墓参り

広大な自然の場所に行きのんびりしながら歩く

自然を歩くと高いストレス解消効果があります。これをグリーンエクササイズと呼ばれています。

その中で質問してみるとクリエイティブな発想が浮かんできます。

「海を見ながら」

「山を見ながら」

「自然を見ながら」

こんな場所で行えればいいですね。

御墓参り

御墓参りの良いところは

「自分のルーツをたどれる」

「色々な人の縁を感じられる」

ということですね。

お墓には祖先等や短な方がいることでしょう。それこそが自分の「ルーツ」になるので一旦脳をルーツや原点にリセットすることができます。

またここに自分が存在しているのも周りの人がいたからで、誰一人祖先がかけていたら生まれてません。

今まで自分が育ったのも多くの人の関わりがあります。

そこに感謝することで気持ちをリセットできます。

宗教は家によって違いますが、よは「ルーツ」や「縁」を感じられればいいので、同じようなことでも良いかと。

まとめ 定期的に自分をモニタリングしてみる

利用者も定期的にモニタリングして個別支援計画を作ります。

同じように

自分自身を定期的にモニタリングしてみる。

fukushiくん
fukushiくん
辞める辞めないだけでなく、人生の幅が広がりそうですね。
篠原
篠原
まさに。きっかけは辞めたいですが、どうせなら人生棚卸ししちゃいましょう。
まとめ

介護や福祉の仕事をしていると度々辞めたいモードになる。

ならば定期的に自分をモニタリングして、辞める辞めないにとどまらず、自分の人生の幅を広げる取組をしましょう。