先日福祉職や介護職のストレス対策で参考になるツイートを見つけました。
メンタルを病まないためにわかった事。「優しさは先ず自分に向ける」「他人に期待しすぎない」「環境が9割」「ひとりの時間を確保する」「居場所を複数もつ」「70点取れたら十分」「自分の機嫌は自分で取る」「できない事を認める」「合わない人から離れる」「疲れたらすぐやめる」「睡眠は最優先」
— ピノ | 心に寄り添うおもち (@pino_blog) August 20, 2021
メンタルを病まないためにわかった事。「優しさは先ず自分に向ける」「他人に期待しすぎない」「環境が9割」「ひとりの時間を確保する」「居場所を複数もつ」「70点取れたら十分」「自分の機嫌は自分で取る」「できない事を認める」「合わない人から離れる」「疲れたらすぐやめる」「睡眠は最優先」
- 「優しさは先ず自分に向ける」
- 「他人に期待しすぎない」
- 「環境が9割」
- 「ひとりの時間を確保する」
- 「居場所を複数もつ」
- 「70点取れたら十分」
- 「自分の機嫌は自分で取る」
- 「できない事を認める」
- 「合わない人から離れる」
- 「疲れたらすぐやめる」
- 「睡眠は最優先」
とはいえ介護や福祉の現場の職員からしたら、ちょっと難しいのでは?と疑問が生まれる内容もあります。
- 合わない人から離れるって職場でどうやるんだ?離れられないから嫌なのに。
- 疲れて止めたら、利用者の生命に関わるじゃないか。
- 睡眠は最優先とあるがストレスで寝れません
- 優しさを自分に向けるって?甘やかせば良いのかな?
そこでこの記事では、良い言葉を聞いた〜で終わらないように、福祉の現場や日常生活で使えるように私的に具体的に解説していきます。
ピノさんの「メンタル病まないためにわかったこと」を福祉の現場向きに私が具体的に解説したいと思います。
今回は1〜6までを解説します。
Contents
介護職や福祉職がメンタルを病まないために明日から出来る簡単な11の方法。1〜6。

1、優しさをまず自分に向ける
これは介護や福祉の方など人を助ける職業の方には多い「あるメンタルの状態」があります。
それが「自己犠牲」をしてでも人を助けるという気持ちですね。
自己犠牲は自分の心身を壊します。そして会社も自己犠牲の労働力に依存し、よいシステムを作っていこうとしません。
人を消費するシステムでサービスの継続にならず、結果長い目でみたり、回り回って利用者の為になってません。
では、優しさを自分に向けるとは何でしょうか?
まずは自分は自分であるという自己受容から
自分は自分であるという自己受容の気持ちですね。逆は「自己否定」です。自分のことをどこか否定しているので、他者承認が欲しくなり、そこに自分の気持ちを犠牲にしたり無理難題をこなそうとしていしまいます。
自分のことをどこか否定しいる→他者承認が欲しい→自分の気持ちを犠牲
なのでまずは自己受容をすることで他者承認を必要ない状態にします。自己受容の記事はこちら。

人の気持ちを優先することで自分のストレスや気持ちは?
人の気持ちを優先するあまり、自分自身にかかるストレスや気持ちはどうでしょうか? 身体や心は負担になってませんか?
福祉職や介護職は自分の心身やストレスも考慮しないと、自分が壊れては回り回って利用者や会社のためにもなりません。
時にはNOということも大事
そこで自分の範囲を超えて受け持たない、断ることもとても大事です。
2、他人に期待しすぎない
介護や福祉で他人に期待して思うような結果が得られないこと
「(他人から)期待している結果が得られなかった」ということは特に福祉職ではこんな場面が多いのではないでしょうか?
- 利用者や関係者に●●をお願いしたけども、全然出来ていなかった
- 職員にお願いしたら、全然出来ていなかった
色々な方が働いている業種ですから、こういうことがよくあります。こういう時に「なぜできないの!」と強く怒鳴っても逆効果で余計に萎縮し、人間関係の摩擦が起きて、退職や問題の連鎖になるだけです。
明日の天気をコントロール出来ないことに悩んでもしょうがない
「人の能力」というのはこちらがコントロールできないことです。相手もやりたいけどそれがあなたのように出来ないという気持ちを抱えています。
それは「明日の天気をコントロール出来ないことになぜ出来ないんだ!と悩んでいるのと一緒です。
自分への質問を変える
なので視点を変えて、自分にこう質問を変えてみてください。
どういう風にしたらこの人が出来るようになるか?どういうシステムならこの人が出来るか?
というように質問を自分に変えてみてはどうでしょうか?
3、環境が9割
介護施設や福祉施設は求人を見ていても、どこも同じように見えますが、中身は全然違います。それが
利用者を支援する職員の働らく環境を良くしようと創意工夫し続けているか?
ですね。
自分が環境を変えれば良いと思いますが、それも1割ぐらいしか変わりません。ならば自分に合う法人を選んだ方が良いです。下記の記事が参考になります。

4、ひとりの時間を確保する
メンタル対策には一人の時間を確保するというのは私的にも大賛成です。
気持ちをノートにはき出すように殴り書く
「心がモヤモヤする」「仕事を終わってボロボロ」そんな時には気持ちをノートに書くだけで、結構スッキリ出来ます。
解決策を書こうとか綺麗に書こうとかではなく、今の気持ちをそのままはき出すように殴り書きします。
- あいつムカつくー!
- なんて理不尽だ!
- 絶対に辞めてやる!
まずははき出すように自分の気持ちを殴り書きするだけで結構スッキリ出来ます。スッキリすると、それらを客観的に眺められるのでその上でどうしたら良いか解決策を考えます。
考えたらビリビリ破いてゴミ箱ポイで大丈夫です。とっておく必要はありません。
ポイントはまずは「発散」することですね。発散したら「客観的」に眺めて、その上で「解決策」を考える。
自然の中を散歩
散歩はストレス解消には持ってこいです。特に最近では自然の中を散歩するだけでストレス解消になるという研究もあります。一人で自然の多い公園等を散歩するとスッキリ出来ます。
マインドフルネス瞑想
現在ストレスやメンタルに良い影響を与える方法としてマインドフルネス瞑想があります。瞑想は時間がなくても出来るので身につけておくとストレス対策にとても良いです。

5、居場所を複数もつ
職場や家庭以外にも話せる場所があれば、人間関係が広がります。福祉や介護で利用者対応は頭やメンタルがストレスや凝り固まった思考でガチガチですと行き詰ってしまいます。そんな中、居場所のようなところがあれば良いですね。
下記のようなところはオススメですね。
- 仲の良い職場仲間とラインで繋がる
- SNSなどの介護や福祉のグループ
- セルフヘルプグループ(自助グループ)
介護や福祉でも色々なグループがあります。
6、70点取れたら十分
完璧に100点で物事をこなそうとすると行き詰まる安いです。続けるには6割〜8割を取れれば十分と思えば、物事を続けられる要素となります。
その際使えるのが「80:20の法則」が使えます。

6割〜8割の結果を生むには、ポイントとなる2割の要因に絞り取り組めば良い
試験勉強をする時参考書や教科書を端から恥まで見ませんよね?参考書の太字や過去問を中心に行います。そうすると大体6割〜8割は取れますよね。
参考書の太字や過去問=要因の2割。結果が6〜8割です。
仕事を進める際には「結果の6〜8割を生む、2割の要因はどこか?」を探し取り組むことでそれなりに良い結果を生むことができます。

まとめ ちょっとした工夫で心身を守りましょう

介護や福祉は心身にかかる負担が大きいです。自分なりの工夫が必要ですね。良い概念を自分なりに工夫し、日常生活に使えるようにすれば大いに力になってくれます。
次回の記事はこちら。
