今も腰痛と付き合っていますが、長年の工夫により、仕事をストップさせてしまうことなどがなくなってきました。
整形外科、整骨院、整体、カイロプラクティック、ヨガ、、、etc
保険の効くものから効かないものまでありとあらゆるものを試しました。
ちなみに私の腰痛経歴は
- 24-28歳まで特別養護老人ホームで腰痛になり、25歳くらいから整形外科に通う
- 29歳でプライベートで重い荷物を持った時にバキっと、ぎっくり腰になり、椎間板ヘルニアになった。
- そこからは軽いぎっくり腰を繰り返したり、軽い腰部炎症(捻挫)があり、仕事を休んだりした。
思考錯誤を繰り返し、現在は仕事に支障が出ないほどになりました。毎日のメンテナンスは欠かせませんが。
そこで今回は私の腰痛に対する経験から得られた原因と腰痛対策をお知らせします。
腰痛には原因と対策がある。17年試行錯誤した私なりの腰痛に対する対策をお伝えします。
私が腰痛になった3つの原因

原因1、お姫様抱っこ
初めて介護の世界に入ったのが特別養護老人ホームにだったのですが、ここが超ブラック企業でした。
ここで一気に腰を壊し、その後も引きづることになりました。
その最も腰を壊した原因が、
お姫様抱っこ
ですね。
座位の取れない利用者は基本二人対応で移乗介助しますが、
職員数がいなく、一人で抱っこせざるを得ない時間が多くお姫様抱っこで移乗介助をすることが多かったです。
移乗介助時など基本のボディメカニクスをしっかり行ってはいましたが、お姫様抱っこをしたら腰への負担が激しく腰痛になりました。
他の職員も何人も腰痛で辞めています。
お姫様抱っこや無理な移乗介助をさせる現場はすぐにやめたほうがいい。身体は一生もの。病気や怪我とは一生付き合うことになる。
原因2、激しい運動
中学から25歳くらいまでずっとバスケットをしていましたし、運動が大好きだったのでランニングしたりしてました。
身体や体力の自信はありましたが、激しい運動は腰への負担が激しかったです。
ただし運動が好きだったのでその後のストレッチやヨガを継続することが出来たことが良かったです。
運動をするならウオーキング・ストレッチ・ヨガなど無理のないものを選択。
ランニングやスポーツなど激しい運動するならば、体をしっかりメンテナンスしましょう。腰痛にはオススメしません。
原因3、身体が硬くマッチ棒体系
私の体型は細長い「マッチ棒体型」です。そういう方は腰に負担がきやすいそうです。
また運動でストレッチをしていましたが、股関節やハムストリング(もも裏の筋)も硬く、これも腰痛の原因でしょう。
整骨院の先生にストレッチを教わったり、ヨガを毎日行うことで、大分柔らかくなりました。
腰痛の原因は色々なものが重なってできたのもの。特に「職場」は自分で選択出来たので、今苦しんでいる人がいるならば環境を変えることも考えよう。
17年間腰痛に苦しんだ私が得た3つの腰痛対策

- 自分に合う整骨院の先生を探す
- ストレッチ、ヨガの習慣+整骨院での調整
- 意識を変える
対策1、自分に合う整骨院の先生を探す
何と言っても「痛みがある」ならばやはり専門家に任せることが一番。素人判断が危険です。
炎症を起こしているのか?動かしたほうがいいのか?冷やしたほうがいいのか?温めたほうがいいのか?腰なのか?背中なのか?左なのか?右なのか?見てもらわないとわからない部分があります。
整形外科、整骨院、整体、カイロ等保険の聞くものから、民間のものまで色々試したけっか私が出した答えは
自分にあう相性の良い整骨院の先生を探す!
にいたりました。
結局はストレッチ(ヨガ)+週に何度か整骨院での調整
結局1度のマッサージや調整だけでは腰痛は良くはなりません。
結局は自分でストレッチ(ヨガ)をやり、身体をほぐした上で、週に何度か整骨院で調整してもらうのが良いです。
整形外科ですと神経の薬等を出されることがありますが、これもストレッチに優るものではないです。
費用的にも無理なく続けられる
整骨院であれば慢性腰痛でなければ保険が効きます。すると費用にして500~800円ほどで受けられます。
整体やカイロも行って、たしかに良かったんですが一回5000円ほどかかります。「介護や福祉職の給料」「腰痛とは長い付き合いになる」ことを考えると、長く続けられるものでもありません。
長い付き合いになるから先生との相性や環境が必要
- 怒鳴りつける先生
- 丁寧だけど良くならない先生
- 先生は良いが2時間待ち
色々なところを回る中で自分に合う整骨院の先生と出会いました
- マッサージの調整+ストレッチの考え方。
- ストレッチの宿題が与えられた
- それを続けるとみるみる良くなった
- しっかりと的確にアドバイスや調整をしてくれる
- 待ち時間も少なく、時間のない時も柔軟に対応してくれた。
この先生が万人に会うとは限りません。やはり1件1件自分の足で探して相性の良い先生を見つけるほうが良いでしょう。
対策2、ストレッチ、ヨガの習慣+整骨院での調整
どんなに腕の良い先生についたとしても結局は自分でストレッチやヨガで体を動かす習慣が持てるかどうかが治る鍵です。
ストレッチやヨガといっても幅広くどの部位を動かせば良いかわからないという声もあるかと思います。
人によっても固まる要素が違うので、整骨院の先生等に体を見てもらいその癖との相談になりますが。
また素人判断で返って悪化させてしまうこともあるので一度専門家に相談するのが良いでしょう。
一般的に腰痛に関係しているであろう筋肉。
- ハムストリング(腿裏)
- 股関節
- 臀部
- 腿の前側
これらを伸ばすストレッチ、がオススメです。
動画等でも良いものがある
今ではヨガやストレッチなど検索すればいくらでも良い動画が出てきます。無理せずに行いますしょう。
慣れてくれば隙間時間やどの姿勢でもストレッチできるようになる
ストレッチやヨガと言うと、家で寝ながらとイメージしがちですが、動かす部位の筋肉がわかってくれば、椅子に座りながらだろうが、立っていようがほぐすことができます。つまり全ての空き時間が活用できます。
一日にしっかりと時間をとってほぐす時間も大事ですが、空き時間を見計らってちょいちょい行うのも良いです。私はこれを
ストレッチ貯金
と呼んでいます。別に場所や時間を問わないならどんどんストレッチ貯金を増やせます。
椅子に座りがなができるストレッチ
立ってできるストレッチ
グイグイ伸ばすのではなく「ちょい痛気持ちいい」。早く伸ばすのではなく「ゆっくり伸ばす」
頑張ってグイグイ早く無理して伸ばすと余計筋を痛めたりしてします。ちょうどヨガのストレッチぐらい、ちょい痛い気持ちいぐらいゆっくり伸ばすと良いです。
対策3、意識・考え方を変える
腰痛に対しては大事なことは「意識や考え方」を変えると言うことです。
無理をしない。
腰痛になる人はとにかく無理をし過ぎていませんか?
「これぐらいなら大丈夫」「もう少しいける」「自分なら大丈夫」
その自信は良いですが、返ってその自信が腰を悪化させてしまうこともあります。
あれもこれも一気にやろうとしない。仕事を絞る努力。
介護や福祉の仕事はマルチタスクに色々なことがいっぺんに短時間に入ってきます。これはとても体やメンタル的にも負担が大きいのです。
とはいえあれもこれも大事なことはわかります。
しかしそれでは体や心を壊してしまいます。法人にとっても利用者にとってもご家族にとっても、あなたの家族にとってもあなたに心身良好に仕事を長く続けて欲しいと願っているでしょう。
よくよく自分の仕事を見て順番をつけたり、触れるものを人に振ったりし、後回しにできることはしたりし、いっぺんにあれもこれもするのはやめましょう。
まとめ 腰痛対策の副産物

- メンタル対策にもなった
- ストレッチをするとよく眠れる
- ダイエットや体型維持にもなっている
- アンチエイジングにもなっている。
おかげさまで体重も体型も17年間変わらずにきています。大きな病気しなかったり健康診断も良い数値で来れています。
腰痛対策にと行った習慣が、健康維持やメンタル対策や体型維持にも繋がっている。