自分に合った仕事や職場を探す

福祉職員や介護職員がハローワークを活用して自分に合う職場に転職するには?

篠原です。

介護施設や福祉施設に就職や転職する際ハローワークを使う方も少なくないと思います。ハローワークを使うメリットは下記でしょうか。

ハローワークのメリット
  • 求人票が多い
  • 公共の職業紹介だからなんか安心
fukushiくん
fukushiくん
確かに民間の介護や福祉の求人サイトはたくさんありすぎてどれが良いかわからないし、ハローワークなら安心感がある。

しかし、ハローワークの求人票を見て感じることといえばこんなことが多いのではないでしょうか?

・求人票は多くが、書いてある情報量が少なくてどれを選んで良いかよくわからない

・求人票を見ても内容がよくわからない

篠原
篠原
私もハローワークの求人登録をしましたが結局選択式で選ぶことが多く、書けることも少ないし、その中での差別化は難しいと感じました。

最終的にはA4一枚の求人票にまとめますから、情報量も少なく「勤務時間」「給料」「ボーナス」「勤務地」「大体の仕事内容」ぐらいしかわかりません。

fukushiくん
fukushiくん
結局どこの会社も同じに感じる。

そこで今回はハローワークの利点を活かして、福祉職や介護職で自分に合う職場への転職をするための方法を解説します。

この記事のポイント
  • ハローワークは公共の就職紹介で安心だが、求人票も多く選べない。求人票1枚からでは読み取れない。
  • ハローワークを活用し、福祉職や介護職で自分に合う職場への転職をするための方法を解説します。

ハローワークを活用して自分に合う職場に転職するには?答えは「分析と体験と検索」

篠原
篠原
結論から言うと自己分析と体験と検索です。

<div class=”simple-box5″><p>

☑️自己分析

☑️擬似体験

☑️検索

</p></div>

 

  1. 簡単な自己分析をする
  2. 福祉人材センターを使い、相談や体験を増やし「ある程度の見通し」を作る
  3. ハローワークや福祉人材センターにて「ある程度の見通し」を元に求人票を検索。
  4. 思い当たる法人のホームページや広報を読む
  5. 県のホームページを検索
  6. 実際に体験や見学できないか交渉してみる

1〜2、すぐに求人票を見るのではなく「ある程度の見通し作り」から

何にも自分の中にない状態でいきなり求人票を見てもわけがわかりません。そこで大事なことは自分を分析し、また相談や体験を繰り返すことで「ある程度の見通し」を作ります。

篠原
篠原
それには自分で自己分析することとと福祉人材センターが活用できます。
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fukushiくん
fukushiくん
あまり自己分析ってしたことないけど?
篠原
篠原
書籍でも出来ますし、公共の職業の相談場所のジョブカフェなどでも分析の仕方を教えてくれますので行ってみましょう。
fukushiさん
fukushiさん
福祉人材センターには行ったことがない。
篠原
篠原
福祉や介護のハローワーク版です。相談やイベント、職場体験もありますので、活用できます。
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3〜6、求人票を検索だけでなく、気になる職場の情報をあらゆるところから集める。

実際にハローワークや福祉人材センターにて求人票を検索してみます。自己分析や体験で得た「キーワード」「勤務地」「職種」などを本に検索してみましょう。

篠原
篠原
求人票以外にも情報はたくさん集められます。
  • ホームページ
  • 広報(市役所等にあることも)
  • 県のホームページ
  • WAMNET
篠原
篠原
県のホームページやワムネットでは処遇改善加算などの状況などがわかります。

処遇改善加算特定処遇改善加算を取得していると言うことは職員の待遇に加算が反映されていると同時に労働環境や教育も行なっていると言うことになります。

ワムネットでの検索方法

例)福祉サービスなら

障害福祉サービス事業所検索

→気になる法人→事業所詳細情報→サービス内容

7、気になる法人の面接の前に見学や体験ができないか交渉してみる

どこの法人も人手不足です。急に面接で採用を急がされることもあります。しかし、それでミスマッチになればお互い不幸です。

fukushiくん
fukushiくん
面接の前に見学や体験などを出来ないか交渉してみましょう。書いていなくても実際に交渉次第ではだいたい大丈夫なことも多いです。

「御社に興味があるので見学や体験など出来ませんか?」と電話等で伝えてみましょう。
一度見学に行くと思わぬ発見も多いです。

  • 癖のある上司がいる
  • 職員の顔つきが悪い
  • 職場の雰囲気が合わない
  • 利用者の顔が曇っている etc
fukushiさん
fukushiさん
見学とかって迷惑になりませんか?
篠原
篠原
ミスマッチですぐに辞められる方が迷惑になります。法人としても職場に合う人材が欲しいので見学や体験は余程の事情がない限り歓迎だと思います。

ハローワーク就職の注意点

面接で行なったことが良いこと

ハローワークに限ったことではないのですが必ず面接等でやった方が良いことがあります。

篠原
篠原
結論から言うと求人票と労働条件や内容を面接等でしっかり確認することです。
fukushiくん
fukushiくん
なぜ確認した方がいいの?
篠原
篠原
書いてあることと違うことが起こることがあります。

書いてあることと違うことが起きたり、また書いてないことでも仕事の継続不可能の事態が起きかねないからです。

  • 異動はないと書いてあるのに異動があった。
  • 土日休みだったのに土日休みでなくなった
  • 求人票と違う部署の採用となってしまった
  • 明記の残業時間以上に残業がありまくる

仕事を選ぶ際、生活と関係しています。子供がいるから土日休みの仕事にしたのに蓋開けたら土日が休みでない職場だったらその仕事は出来ません。

なぜ求人票の内容と実際が違ってしまうのか?

ハローワークや福祉人材センターの求人票一度登録すると数ヶ月間掲載されます。期限が来ると、継続は電話やパソコン上でも簡単に出来てしまいます。

求人票を登録した時期と応募者が応募した時期のずれで内容が違ってしまうと言うこともあります。

求人票と実際のズレの例

土日休みのAの部署に応募したが、応募した時期にAが応募で一杯になってしまい、応募した時期にBの部署の人数が少なく、Bの部署に行ってもらえないかと言われ行ったら、Bの部署は土日休みでなかったなど。

篠原
篠原
気になることは面接でしっかり確認することが良いです。

面接で確認しとけば「後々」それが活きる

入社後、求人票に書いてあることと違うことが起こったと言う時に面接で確認しとけば「面接でそれは確認しました」と言えますし、断ることも出来ます。

その会社で求人票の内容と違うことが起こったらそれは退職理由としてもしっかりしているので、失業保険の際や次の職場での面接等でも退職理由は「内容と違った」と言えます。

求人票に書いてあることで気になることを面接でしっかり確認する。

まとめ 簡単に入れてしまうからこそ、しっかり調べましょう。

先日こう言うツイートをしました。

 介護や福祉の就職の際は多くが人手不足なので、すぐに受かってしまう。

なので法人をしっかりと調べずに入れてしまうので「結構なトラブル」が起きてしまうのでしょうね。

この「結構なトラブル」がシャレにならない程キツい😱

すぐに受かってしまうからこそしっかりと「リサーチ」が必要ですね。

しっかり自分と法人をリサーチすることで、それがフィードバックにもなります。転職の機会にぜひ行って欲しいです。

  • しっかり自分と法人をリサーチすることで失敗してもフィードバックになる