介護や福祉に転職したい人が使える公の転職サイトが「福祉のお仕事」です。
同じ公の就職や転職を斡旋してくれるサイトですが意外と知らないと言う人もいますよね。特に他事業から福祉や介護の仕事にこれから就きたいと言う人は知らない人が多いかもしれません。
「福祉のお仕事はなぜ活用できのか?」その機能を知れば多いに活用できます。就職、転職に活かせます。
実際に福祉のお仕事を使って転職し、また福祉施設事情も含めて現役の福祉職員の私が解説します。
- 「福祉のお仕事」とは?介護や福祉の職場に転職したい人が使える「福祉のお仕事」を現役福祉職員が解説。
- 「福祉のお仕事」を活用し、自分に合う職場に転職するには?
Contents
「福祉のお仕事」とは?介護や福祉の職場に転職したい人が使える「福祉のお仕事」を現役福祉職員が解説。

- 転職の求人サイト「福祉のお仕事」とは?
- 「福祉のお仕事」を運営する「福祉人材センター」とは?
- 福祉人材センターの機能を活用すればとても役にたつ理由
転職の求人サイト「福祉のお仕事」とは?
「福祉のお仕事」と言う公共の転職のサイトがあります。
ハローワークと同じようにネットから条件を設定し検索することで自分に合う求人や職場を見つけることが出来ます。
福祉のお仕事を運営する「福祉人材センター」とは?
各都道府県には社会福祉協議会が運営する「福祉人材センター」が設置されています。
福祉人材センターとは名前の通り、福祉や介護、保育の職業に関する転職や就職に関するお手伝いをする公共の組織です。
- 求人サイト「福祉のお仕事」の運営
- 職業紹介
- 相談
- 職場体験などのイベント
- 就職フェスタなどのイベント
各都道府県により様々な独自の活動をしています。
福祉人材センターの機能を活用すればとても役にたつ理由
福祉のお仕事で求人票を見つけるだけでなく、今後のキャリア相談や就職のイベントなど独自の地方自治体で行っています。
老人ホームを4年勤め、介護福祉士を取得出来、次のキャリアを考えていました。当時はいずれ心理カウンセラーになりたいと言う目標があったので、福祉人材センターの相談員に職業相談しました。
私は「心にまつわる職業や心理カウンセリングなどを活かせる職場はありませんか?」と尋ねると知的障害者の通所施設を紹介されました。それまで「知的障害」や「自閉症」などあまり関わりがなく、初めは軽い気持ちで体験のつもりでみに行きましたが、ちょっとやってみても良いかな?と思いとりあえず就職してみることにしました。
初めは慣れない職場で苦労が多かったですが、数年後老人ホームよりも「自分に合っている」と言う気持ちで働けるようになりました。
まさか自分が知的障害の職場で働くとは思っても見ませんでしたが、現在も働き続け10数年が経ちました。
求人票や資格だけでは決して自分に合う職業をわからないので職業の相談をしたり、実際の職場を体験しに行ったりすることで具体的に見えてきます。
次の章では、どのように「福祉人材センター」を活用すれば自分なりの転職を成功できるか?解説して行きたいと思います。
「福祉のお仕事」を活用し、自分に合う職場に転職するには?

この章では、実際に福祉のお仕事を活用すれば自分に合う職場に転職できるのか?解説したいと思います。詳細は下記の記事が参考になります。

- 求人票をみる前に簡単に自己分析しよう
- 福祉人材センターの相談やイベント、体験ツアーなど使い、小さい体験を繰り返し「ある程度の見通し」を作りましょう。
- 最後は「求人票」と同時に「ホームページ」や「県のホームページ」
- 体験し、気づいたことを自己分析に書く
ステップ1、求人票をみる前に簡単に自己分析しよう
旅行に行くときにはいきなり旅行サイトを見るのではなく、ある程度「行き先」や「テーマ」やなどを考えます。
「自然があるところに行きたい」「海があるところに行きたい」「京都の神社をみたい」「原爆ドームに行きたい」「キャンプに行きたい」etc
それを踏まえ旅行サイトなどで旅館などを探しますよね。そして旅行サイトをみながらまた「テーマ」を変えたりします。実際に旅行に行く先で、何かあると「テーマ」で考えたことが変わります。
自己分析も旅行と同じで、大事なことは、自己分析は完璧ではなく変わる前提である程度やると言うことです。
ステップ2、福祉人材センターの相談やイベント、体験ツアーなど使い、小さい体験を繰り返し「ある程度の見通し」を作る
福祉人材センターには「相談」や「イベント」「就職フェア」「職場体験ツアー」など様々なイベントがあります。
思っていたことを実際にやってみると随分イメージと違うと言うことがあります。就職してしまっては戻るのに大変ですから、就職する前に実際に小さく体験してみるとそれが自分に合うかどうかがわかります。
相談や体験を使い、「ある程度の見通し」を作ります。
ステップ3、「求人票」と同時に「ホームページ」や「県のホームページ」検索する
「ある程度の見通し」がたったら実際に求人票を探していきます。福祉人材センターと民間の求人票の違いは福祉人材センターには情報があまり載せられないと言うことですね。
ホームページ、法人の広報、イベント・・・etc
県のホームページには「処遇改善加算」や「特定処遇改善加算」の取得しているかどうかがわかります。
その二つの加算を取得していると言うことはその分職員の待遇に当てられると言うこととざっくりですが下記がわかります。
- 処遇改善加算→「働く環境や教育をしっかりやっている」
- 特定処遇改善加算→長く続けている職員への待遇改善
ステップ4、経験し、気づいたことを自己分析に書く
1〜3を体験し、施設見学などに行って経験し、気づいたことや感じたことなどを自己分析に書いたり照らし合わせていきましょう。
まとめ 公共の施設を活かし、自分に合う職場を見つける

福祉人材センターなどの公共の施設を活用し、自分なりに良い施設を探して欲しいと思います。
しっかり調べることをお勧めします。先日こう言うツイートをしました。
介護や福祉の就職の際は多くが人手不足なので、すぐに受かってしまう。
なので法人をしっかりと調べずに入れてしまうので「結構なトラブル」が起きてしまうのでしょうね。
この「結構なトラブル」がシャレにならない程キツい😱
すぐに受かってしまうからこそしっかりと「リサーチ」が必要ですね。
— 現役福祉施設職員 サ責 篠原 (@masayukishino8) August 12, 2020
介護や福祉の就職の際は多くが人手不足なので、すぐに受かってしまう。
なので法人をしっかりと調べずに入れてしまうので「結構なトラブル」が起きてしまうのでしょうね。
この「結構なトラブル」がシャレにならない程キツい😱
すぐに受かってしまうからこそしっかりと「リサーチ」が必要ですね。
大変な施設に就職してしまうと本当に大変で、心身を壊しかねません。ですのでしっかりとリサーチすることをお勧めします。
ハローワークや福祉人材センターの機能を活かして、自分が活き活きと働ける施設を見つけましょう。