福祉や介護を目指す職員も誰もが長く一生懸命働きたいと初めは思っていたと思います。しかし現実を知るとなかなか続けられなくなってしまいます。
本人だけでなく本当は上司も法人としても利用者も家族誰もが思うこと。
良い職員に長くモチベーション高く仕事して欲しい。それは全員の思いだと思います。
大きな改善でなくても、「ちょっとした工夫」で職員のモチベシーションが上がると思います。
今回はそんな「ちょっとした工夫」で職員のやる気やモチベーションが上がった例なども取り上げたいと思います。
- 私が体験したちょっとした工夫のモチベーションが上がる出来事
- 職員が求めていることの大事な「あるテーマ」を知れば「やる気スイッチ」がわかる
- 明日からでも使える職員のやる気スイッチが上がるちょっとした工夫
Contents
私が体験したちょっとした工夫のモチベーションが上がる出来事

その年はちょっと業績が良く、職員に0.5ヶ月分ボーナスが上乗せになった時期がありました。
お金をもらえると言うことよりも、やりくりが大変な収益ですが、その中でも職員のためにちょっと儲かったので少しでも職員に還元しようとする法人の気持ちが嬉しかったです。
お金は少ないながらもその中でも職員の待遇をなんとかしたいと言う工夫や姿勢に「職員を大事にしたい」と言う気持ちが伝わる。
職員が求めていることの大事な「あるテーマ」を知れば「やる気スイッチ」がわかる

☑️自分の存在がこの会社(場所)に必要ないと感じた時
☑️その場所に自分は、いなくても良い存在と感じた時
人はその場所に自分が「必要ない」と感じた時にやる気が消えるんです。
逆に言うと「この場所には自分が必要」と感じることができれば、どんなに大変な状況でも高いやる気を維持できるのです。
具体例を見てみればわかります。
- 「お前なんかいなくても会社は回るから」と上司に言われた。
- 先輩職員を助けて頑張ったのに他の職員に「あいつ使えないね」と言っていた
- ご主人や恋人に何をやっても感謝もされない
- 上司に「君がいてくれて本当に良かった」と言われた
- 先輩職員を助けたことで「本当にご苦労様。助かりました。」とメモのついた缶コーヒーが置いてあった。
- 恋人やご主人に「●●してくれてありがとう」と感謝される
相手の言動で「その人の存在が大事」と言うことが伝わること。
明日からでも使える職員のやる気スイッチが上がるちょっとした工夫

明日からでも簡単に使える職員のやる気スイッチが上がるちょっとした工夫をお伝えしますね。
もちろん大事なことはテクニックではなく気持ちがあってのこそですが、その気持ちをより一層伝える工夫ですね。
過程を口に出して、ねぎらう
相手がしてくれた行為や頑張っている労力(=過程)に対して、それをそのまま口に出すことです。
☑️掃除してくれたんだ。きれいになったね。ありがとう
☑️昨日遅くまで大変だったね。お陰で客も喜んでいたよ。
☑️あの書類早く仕上げてくれたんだね。ご苦労様。
相手への気持ちを周りの職員に言う
直接人から言われても嬉しいですが、逆に「誰かを媒介して」言われた言葉と言うのに人は良い言葉も悪い言葉もとても反応します。
☑️●●さんがあなたのことを「嫌だ」と言っていたよ
☑️●●さんが「あなたがいてくれて本当に助かっている」と言っていたよ
☑️●●さんが「あなたの仕事ぶりを褒めていたよ」
日頃から自分の思っている素直な良い気持ちを周りの職員に言っていれば、回り回ってそれが伝わるし、悪口を周りの職員に話せば回り回って相手に悪口が伝わります。
喜ばれるコミュニケーションについての記事はこちら。

まとめ ちょっとした工夫はまだまだできる。
ツイッターなんかを見ていると職員のやる気スイッチが押されるちょっとした工夫の例がたくさんあります。