現場を荒らしてしまう職員
です。
篠原
3つの法人に転職しましたが、残念ながらこういう人、どこにもいました。
fukushiくん
現場が一緒だと思うとその日は憂鬱。とてもストレスになります。
例えばこんな特徴の方ですね。
現場を荒らしてしまう職員の特徴
- 自分の思い通りにしないと気がすまない
- 協調性ゼロ
- 些細なことでも怒鳴ったり、言い方がキツかったり
- 弱い立場の職員に、当たったり、マウント取ったり、攻撃したり。
- 自分がルールでそれを人に押し付ける
- 常に人の承認を過度に得ようとする
- とにかくマウントを取ってくる
- 雑用やしたくないことは下に押し付ける
- 影で人のことをボロクソ言う
- 手柄は多くが自分のお陰
fukushiくん
こういう方は仕事ができるとアピールするのがうまいです。
fukushiさん
上の人の前では、しっかりやっているアピールがうまいんですよね。下の人にはとてもきつい対応をとります。
さらにそれを隠すのが上手い
- 上の立場の方には良く見せるのがうまい
- 自分は仕事が出来ると見せ方も上手い。
- 雑用や苦手なことは人に押し付ける
- 自分は被害者なんだ!と被害を演じるのも上手い
fukushiくん
他の職員を無意識にストレスを与え、攻撃してしまうことがとても問題。
篠原
対処しないと現場がめちゃくちゃになってしまいます。
そこでこの記事では、
この記事で伝えたいこと
- 「現場を荒らしてしまう職員(以下:荒し職員とします)」がなぜ現場を荒らしてしまうのか?その理由は?
- 現場を荒らすことで起きる問題
Contents
なぜ現場を荒らしてしまう職員がいるのか?

fukushiさん
ほとんどの人が良い人なのですが、たまに現場を荒らしてしまう方いて、ストレスになります。
fukushiくん
以前勤めていた上司がこういう人でストレスがたまりすぐに辞めました。
篠原
福祉や介護は人間関係が理由で退職する方が多いですが、大変な理由の1つになるといっても過言ではないでしょう。
なぜ、現場を荒らしてしまったり人間関係をわざわざ大変にしてしまうことをするのでしょうか?
1、満たされない感情やストレスをぶつけてしまう
生きてきた過程で満たされない気持ちや現在抱えてるストレスを、ぶつけてしまっている可能性があります。
fukushiくん
生まれ育った環境が大変だったのでしょうか?
篠原
そういう方もいるし、そうでない方もいるかと思います。どちらにしてもストレスをぶつけられた人はたまったものではありません。
特に身近な方にストレスはぶつけがちになります。
2、パーソナリティ障害を抱えてる可能性がある
パーソナリティ障害というのは、極端な性格の偏りのクセで、ストレスに対処することが困難であったり、人間関係を築くことが困難な特徴があることです。10種類程のパーソナリティ障害があります。
fukushiくん
なぜパーソナリティ障害になってしまうのでしょうか?
篠原
元々そういう気質の方もいれば、環境で発症してしまうかたもいます。
fukushiさん
もしかしたら本人達も苦しんでいることもありますね。
しかし、それも自分自身が治そうと思わないと、なかなか治らず変わった方と対処されてしまいます。
特に注目したい3つのパーソナリティ障害のそれぞれの特徴
- 反社会性:サイコパス的な共感性の欠如の特徴。他人を軽視したり、自分の利益を得るための他人の操作をする。
- 境界性:感情や衝動的行動をコントロールすることが苦手。
- 自己愛性:自尊心がもろく、常に自分を賞賛されたり、自分の存在を誇示しようとする。
篠原
難しいのが本人がそれを治そうとすることよりも、相手を振り回してしまうことが多いからです。
fukushiさん
立場を使って攻撃されたら辛いです。こちらも病気になってしまいます。
fukushiくん
対策を練る必要がありますね。
目立つ存在や攻撃し返されない立場の方をターゲットに
特に荒らし職員のストレスの矛先となる方は、目立つ存在や、攻撃してもし返されない立場方がターゲットになりやすいです。
fukushiさん
新人の頃特に嫌なことをされた経験があります。
fukushiくん
立場を利用して結構嫌なことを言われた経験もあります。
篠原
被害者はすごくストレスを抱えたり、病んでしまうこともあるので気をつけなければなりません。
荒し職員が現場を荒らしてしまうことで起きる問題点

篠原
特に問題となるのが、荒し職員が「上司(中間管理)の立場」なのか「一般の職員の立場」なのかで変わります。
fukushiさん
上司だと思うと悲惨ですね。
fukushiくん
部下にしても上司が頑張ってマネージメントしないとチームが大変なことになりそうです。
篠原
そうですね。それぞれの立場で問題点や対応策を見て行きましょう。
荒し職員が一般の職員の立場なら
上司とぶつかる
荒らし職員は「自分の思い通りにしたい」という特徴があり、チームとしてこうしたい、こうしてほしいということに対して、過度に反応し反抗します。
上司とぶつかることも度々。
篠原
まるで「上司=親」のような立場で、思春期の反抗期のように、反抗することが目的になってることもあります。
fukushiくん
上司はストレスがたまりますね。
fukushiさん
上司が対応しないと今度はチームの人がストレスを抱えますね。
職場の人間関係が大変になり体調不良者や退職者が出る
周囲や上司がしっかりしないと、他のチームの職員ともぶつかることがあり、他の職員がストレスを抱え、体調不良者が出て、退職者が出ます。
fukushiくん
上司に訴えても変わらなければ、辞めたくなる。
篠原
「何をしてもダメだ!」と職員が思うと退職に至りますね。
しかし、まだ部下ならなんとかなりますが、問題は組織の中枢、中間管理職などについてしまうと、被害がすごいです。
荒し職員が上司の立場なら
篠原
問題はこちらですね。もし荒らし職員が上司の立場なら本当に最悪ですね。
fukushiくん
職場は選べても上司は選べませんからね。
fukushiさん
荒らし職員を上司にしてしまう職場の方針もありますから、結局は職場のマネジメントだと思いますが。
その被害は甚大になります。
体調不良者や退職者が続出。
ストレスを抱え、体調不良を訴える人や退職者が続出します。
ハラスメント行為や虐待行為も
荒らし職員は「自分がルール」ですので、パワハラ等も平気でしてしまうことがあります。明るみに出ないだけで、被害は甚大。組織の問題となることでしょう。
篠原
さすがに荒らし職員が上司だと結構対策の仕様がありません。
退職の連鎖が起これば法人全体の問題に繋がる
fukushiさん
退職の連鎖が起きると他の部署でも人を回す必要があり、異動した人が辞めるという悪循環になりますね。
fukushiくん
他の部署も人が減れば退職の連鎖が起こります。
篠原
結局1つの部署で起きた問題が法人全体に広がって行きます。
まとめ もし荒らし職員で苦しんでいるのなら逃げるのも手。
fukushiさん
逃げるというのも1つの手だと思いました。
篠原
そうですね。もし無理な環境ならとっとと辞めたほうが自分の心身のためにも良いです。
とはいえ、なかなか「頑張ればなんとかなる」「石の上にも3年」という変な根性論で逃げられない方もいます。
ぜひ体を壊す前に、もし無理と判断したなら早めに退職や、環境を変える努力をすることも1つの手です。
無理なら逃げよう。