篠原です。
転職などで新人が福祉職や介護職に就いて初めての時に人間関係や現場の常識で驚かされることがあります。
しかし、それも最初のうちで「対策をしていれば」必ず流れが変わるという体験もしてきました。
本当にヤバイ施設は変わりませんがそうでないのであれば人間関係だけなら流れは変わります。ヤバイ施設の見分け方は下記の記事が参考になります。

ツイッター等を見ても結構同じ体験をされている方がいるのでそれも含めて紹介して行きます。
- 介護職や福祉職の新人の頃には共有?と言っていいほど共通して受ける人間関係や非常識の洗礼がある
- しかし、それも最初だけでしっかり対策すれば流れが変わる
- その対策をこの記事で紹介します。
Contents
福祉職や介護職の新人が最初に受ける人間関係の洗礼

- お局職員の理不尽な攻撃
- 非常識な先輩職員の理不尽な教育
- 職員が被害にあうのが普通という変な常識
それをツイッターの声を含めて紹介したいと思います。
【パターン1】お局職員の理不尽な攻撃
下記は看護職ですがマトを射ているツイートです。
ここが変だよお局看護師
・仕事しない
・医者にはぺこぺこ
・ナースステーションで後輩を公開 処刑する
・威圧的な態度
・粗捜ししてどうしても注意したい
・「ありがとうございます」「すいませんでした」を言わせたい
・不機嫌振りまく
・価値観押し付ける
・パワハラをパワハラと気づいてない— 江口 仁紹 (@kango02061) May 30, 2018
下記のツイートは入浴介助についてです。入浴介助以外の場面でも同じことがあります。
炎上覚悟で言わせて。
どうして介護施設のお局どもってさ、食介や入浴で異常なまでに急かすん?はよ帰りたいのは分かるけど急かさんでも回るし、急かして事故ったらあんたらの職場丸ごと無くなるよ?あたしは絶対乗りません!やりたいなら他でどうぞ。#介護職あるある #介護— 鹿野千絵(かのちえ)🍀2年振りの機械浴 (@shikano_chie) March 30, 2018
- その施設での経験が長いだけのお局職員がいる。
- お局職員の常識や価値観で仕事が勧められてしまう
- 新人の職員にとても威圧的で上には気に入られようとする
- 粗を探して注意するのが仕事
- 仕事をしない
- パワハラするし、プライベートなことまで聞きまくる
- いつでも職員の悪口が止まらない
- お局職員の気に入らない職員を周りに嫌な噂を流し集中攻撃する
お決まりのパターンみたいにこんなモンスターお局職員が存在します。対策は次の章で。
【パターン2】非常識な先輩職員の理不尽な教育
新人の頃は右も左もわからなく、掃除用具の位置すらわかりません。そこで頼るのは先輩職員ですね。
とても丁寧に優しく教えてくれる先輩職員もたくさんいますが、その中の一人ぐらいは非常識な先輩職員がいて理不尽な教育をしてきます。
この前も言ったよね?
こうやって指導(?)する先輩職員
確かに言ったのかもしれないけど、伝わってないのは君のせいかもしれないよ
全てを受けとる側に丸投げしちゃダメだよ
ね?先輩♥️
— ももとら@介護主任 (@momotora1173) July 22, 2020
【嫌な先輩の特徴10選】
・すぐ怒る
・仕事が雑すぎる
・仕事をサボる
・承認欲求の塊
・指導してくれない
・自分のミスは認めない
・愚痴や悪口ばかり言う
・ダメ出しばかりしてくる
・人によって態度を変える
・プライベートまで干渉してくるあなたの職場にも嫌な先輩っていませんか😅??
— くろみつ@介護施設の管理者 (@kuromitsu_kaigo) July 21, 2020
- 先輩職員の中にひどい人がいる
- 高圧的で新人を何様?みたいな扱いをする
- 同じことを確認などで聞くと「それ前も言ったよね」と一度言えば伝えわると思っている
- 自分の価値観や常識で仕事をしてしまう
- 自分の失敗やミスはもみ消す
- 丁寧に教えないくせに新人職員が失敗をするととても責める
- 職員の悪口ばかり言っている
【パターン3】職員が被害にあうのが普通という変な常識
ニュースで取り上げられているのは職員の暴力などですが、日常介護や福祉の現場ではほとんどが利用者から職員への暴力や暴言があるということです。
暴言や暴力などを受けて、メンタルズタズタの時に施設の常識で「トドメ」を刺されます。
下記のツイートが見事にそれを表現してくれています。
利用者様から殴られた話をすると、
「介護職ならそれくらい我慢しよう」
みたいな意見が出ます。
介護職が
殴ると「虐待」
殴られると「ドンマイ」メガネ壊すと「事故で弁償」
メガネ壊されると「ドンマイ」プロなので病気の理解は必要ですが、
暴言暴力を「仕方ない」で終わらすのはおかしい😥— くろみつ@介護施設の管理者 (@kuromitsu_kaigo) July 24, 2020
同じことが看取りや急変な対応をしてメンタルズタボロの時に何も上司や管理者から「お疲れ様でした。大変でしたね」などのねぎらいもないなどがあります。
怪我をしても労災隠しで労災が降りずに医療保険を適用するというケースもあります。
- 利用者から職員へ他害されても「当たり前だよね」などの常識
- 怪我をしても労災が降りない
- メガネを壊されたとしても、上司に交渉しないと経費が降りないなど
- 看取りや急変など大変な対応をしてメンタルズタボロの時にもねぎらいなし
しかしこれも初めのうちだけで「しっかりと対策をすれば」ヤバイ施設でなければ流れは変わるということが多いです。次章でその対策をお伝えします。
福祉職や介護職の新人が最初に受ける人間関係の洗礼4つの対策

- 3ヶ月が我慢のしどころ
- 気の合う職員と意気投合する
- 新人の話を聞いたり、優しく指導する
- 実績を作っていく
対策1、3ヶ月が我慢のしどころ
- 業務をある程度一人で回せるようになる
- 気の合う仲間が出来る
- 後輩がぼちぼち入ってくる
業務をある程度一人で回せるようになると、先輩のつきっきり教育からは離れます。そして周りの職員もあなたを戦力と見なします。
戦力と見なされると先輩職員の扱いが変わります。その頃には気の合う職員もちらほら出来ますから、飲みに言ったり出来ます。一人でも話せる職員が出来ればこんなに心強いものではありません。
対策2、気の合う職員と意気投合する
同じ気の合う職員が出来だすと、その施設においての存在が変わってきます。お局や嫌な先輩職員が嫌がるのが「職員に影響力のある存在」ですね。
集団で結束しだすのを嫌がります。今ではLINEもありますからね。一人に行なった理不尽な行為の情報がどんどん回って行きます。
「数」というのは脅威になります。
対策3、新人の話を聞いたり、優しく指導する
数ヶ月もすれば新しく職員が入ってきます。その職員の話を聞いたり、優しく指導すればいずれあなたの味方になってくれます。
誰もが新人の時には大変なので、その時に優しく親身になり接したら新人が育つ3ヶ月後にいずれあなたの強い味方をになってくれます。
対策4、実績を作っていく
同じ発言をしても「誰がそれを言ったか?」ということが大事ですね。新人の頃実績がないときは聞いてくれない話でも、数年も経って実績を作っていけば、その人の発言力が上がっていきます。
実績のある人が「職員が他害行為を受けるのは普通ではない」と考え、それについて声をあげれば、対策やケース会議などが持たれることがあります。
繰り返していけばその施設での常識が変わってきます。
まとめ 人間関係は大変。でもいずれ力になってくれる職員も出来る。ポイントはお局を反面教師。

現在はLINEもあり、理不尽なお局職員の一つの理不尽な行為がどんどん拡散されます。気のあう信頼ある職員のネットワークが構築出来れば、お局職員に対する対策が打てます。
そのうち気の合う信頼ある職員が中間管理などのポジションにつけば施設内の変な常識も変えられるでしょう。
理不尽な行為を絶対しないと決意し、職員や利用者が喜ぶ行為をしてあげればいずれあなたの強い味方のネットワークが構築できます。
- 最初お局や理不尽な先輩職員に振り回されて辛い
- でも数ヶ月もすれば情勢は変わる
- お局や理不尽先輩職員を反面教師にして絶対に理不尽な行為を職員や利用者に繰り返さないと決意すれば強い味方やネットワークが出来る。