人間関係を乗り越える秘策

【介護・福祉の人間関係】パワハラ上司から自分を守るための護身術を身につけて心身を守る方法

篠原です。

福祉施設や介護施設に勤めている職員の声で「完全にそれパワハラでしょう!」といことを平気でしてくる上司や先輩がいるというのは聞きます。

fukushiくん
fukushiくん
僕自身も色々された経験があります。
篠原
篠原
それまじか!と驚かされることがたくさんあります。

福祉や介護の施設などでは閉鎖的な空間もあり、非常識なパワハラがまかり通ってしまうということがあるのでしょうね。

fukushiさん
fukushiさん
転職したてや新卒で入った時には上司や先輩に従うしかありませんからね。
fukushiくん
fukushiくん
会社は選べても上司は選べませんからね。

介護や福祉の業界に身を置くなら誰しもがクソ上司に当たる可能性があります。そのクソ上司がパワハラをしてくることも可能性が低くないです。

そこで私たちが出来ることは、パワハラ上司に当たってしまった時のための対応策=護身術を身につけてパワハラするクソ上司や先輩から自分たちの心身を守ることをしましょう。

篠原
篠原
襲われた時のために使うのが護身術ですが、同じようにパワハラするクソ上司から自分を守るための護身術をお伝えします。
fukushiくん
fukushiくん
私でも使えますか?簡単ですか?反撃されませんか?

簡単に使えるように解説します。そして反撃の件はこれです。

反撃しないから反撃される。

fukushiくん
fukushiくん
いや、反撃なんて無理です。

なぜ反撃しないと反撃されるのか?上手に反撃すれにはどうしたら良いか?コミュニケーションの本質をお伝えします。

  • 会社は選べても上司は先輩は選べない
  • 閉鎖的な空間の仕事ゆえに、その施設での常識がまかり通ってしまう
  • 私たちが出来ることは「パワハラに対応する策=護身術」を持つこと

パワハラ上司こんなヤバいことをされた体験談

篠原
篠原
福祉施設や介護施設で「本当にひどい!」という体験を聞きます。
こんなひどいパワハラされた

☑️正規職員で上司が言うような仕事ができなく「あなたはパートに降格する!」と言われた

☑️有給を取ろうとしたら「新人のくせに有給なんか取ろうとは仕事を舐めてる」と言われた。

☑️ちょっとしたミスで職員の前で大声で怒鳴りつけられた

fukushiさん
fukushiさん
うわー。本当に引くしその上司が怖くなる。
fukushiくん
fukushiくん
まるで上司がルールみたいですね。
篠原
篠原
「ルールを無視」「恐怖心を埋め込む」のがパワハラ上司です。

こんな風に「ルール(民法・労働基準法・人権)」を無視してパワハラ上司は色々なことをしてきます。そしてパワハラ的コミュニケーションで恐怖心を私たちに埋め込んできます。

そこで次章ではパワハラ上司護身術を解説自分を守る方法をご紹介します。

パワハラ上司護身術を詳しく解説。

パワハラ上司護身術は下記の3つをを学ぶこと自分を守る方法です。

パワハラ上司護身術3つのポイント
  1. パワハラとは何かをしる
  2. 労働条件とは何かをしる
  3. パワハラコミュニケーションを知り、自分を守る

護身術1 パワハラとは何かを知る

篠原
篠原
パワハラ護身術第一歩は「パワハラ」とは何かを知ることから始めます。
fukushiくん
fukushiくん
なぜ「パワハラ」を知ることが大事なの?

パワハラ上司はたぶん自然とパワハラを行なっているのでしょう。「ルール違反」と言うことを知りません。まずはパワハラ上司のやっている言動が人間関係や職場関係で「ルール違反」と言うことを教えないといけません。

パワハラを教えてくれる厚生労働省のサイト

厚生労働省が管轄するパワハラについてのとても参考になるサイトがあります。

篠原
篠原
まずパワーハラスメントとは何でしょうか?その定義がサイトに書いてあります。

厚生労働省 明るい職場応援団 「ハラスメントの定義」より引用

職場のパワーハラスメントとは。。。

職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。

 

fukushiくん
fukushiくん
わかるような、わからないような。

具体的に書かれた資料が明るい職場応援団のサイトからダウンロードでき、よくまとめられています。

明るい職場の応援団 ハラスメント関係資料ダウンロード 

従業員関係資料 1-3 パワーハラスメントの行為類型 より引用

fukushiさん
fukushiさん
これはわかりやすいですね。

上であげた例は全て「精神的な攻撃」に当たりますね。

精神的な攻撃

☑️正規職員で上司が言うような仕事ができなく「あなたはパートに降格する!」と言われた

☑️有給を取ろうとしたら「新人のくせに有給なんか取ろうとは仕事を舐めてる」と言われた。

☑️ちょっとしたミスで職員の前で大声で怒鳴りつけられた

fukushiさん
fukushiさん
じゃあパワハラ上司はどうすれば良いのでしょうか?

業務上の指示や注意はパワハラに当たりません。例えば「この仕事はこうなのでこうしましょう」と言えばそれで済むことです。その後の「こんなのも出来ないなら降格だ!」とか「新人のくせに!」とか「職員の前で」「怒鳴りつける」がパワハラに当たります。

 

パワハラをされたらすぐに相談サイトを使い相談を。

パワハラ(がどうかをわかないが不快なこと)をされたらまずは相談窓口に相談してみてはどうでしょうか?公共のパワハラ専門の相談サイトがあります。

fukushiくん
fukushiくん
なぜいきなり相談なの?
篠原
篠原
その人の置かれている状況がわからないのでどう動いて良いかもわからないので。

その際役に立つのがメモです。しっかりのその状況を書き留めておきましょう。

メモを書き留めて相談をしましょう
  • いつ?
  • 誰に?
  • どんなことをされた?
  • 置かれている状況(年数、職場の人数、同僚)
  • 相談できる人 etc

パワハラ上司護身術2 労働条件とは何かを知る

篠原
篠原
パワハラ上司護身術の2は労働条件とは何かを簡単でも良いので知ることです。
fukushiくん
fukushiくん
なぜ労働条件を知ることが大事なの?

賃貸の契約同様私たちは会社と契約しています。契約している以上そこには「法律(民法・労働法)」と言うものが発生します。

・休憩とは何か?
・有給とは何か?
・勤務時間とは何か?
・残業とは何か?

を簡単でも良いと知ることです。これを知らないと下記のような法律違反が平気で起こってしまいます。

法律を無視したパワハラ例

☑️「新人のくせに先に帰るな」と言われた

☑️「休憩なんかうちの事業所はないから」と言われた

☑️「新人のくせに有給とるな」と言われた

☑️ 有給の理由を根掘り葉掘り聞かれた

☑️「残業代はつけられないから」と言われた etc

篠原
篠原
少しでも法律を知っていれば「それは違う」と反論出来ますし、相談もできます。

厚生労働省が提供してい「確かめよう。労働条件」と言うサイトにわかりやすく書かれています。マンガもあり読みやすいです。

 

 

パワハラ上司護身術3 パワハラコミュニケーションを知り、自分を守る

篠原
篠原
パワハラ上司が私たちに与える最大のダメージがあります
fukushiさん
fukushiさん
恐怖心ですか?
篠原
篠原
はい。恐怖心から日常生活で様々なメンタルのダメージが生じます。

パワハラ上司により恐怖心が生まれるとても弊害があります。

パワハラ上司により恐怖心が生まれる弊害
  • その上司がいないところでも「頭の中でその上司のことを考え」動悸がしたり、不快な気持ちになる
  • 朝、仕事に行く前に「予期不安」が起こり、動悸がしたり、不快な気持ちになる
  • プライベートや休みの日でも仕事の不安がよぎり休めない
  • 寝ている時にその上司が夢に出てくる
  • 結果不安な気持ちが続き、自信(自己肯定感)が低くなり、自分を攻めやすくなる。
fukushiさん
fukushiさん
あります。生きている感じがしませんでした。
篠原
篠原
恐怖心を埋め込まれることで、まるでウイルスに感染したかのように上司がいないところでもメンタルをやられてしまいます。

パワハラ上司が厄介なのは知ってか知らずか、恐怖心を人に与えるコミュニケーションを使ってくることです。

篠原
篠原
これをここではパワハラコミュニケーションと呼びましょう

パワハラコミュニケーションをされた職員はパワハラ上司がいない時やプライベートでも「パワハラ上司との幻影と戦うこと」になります。

fukushiくん
fukushiくん
これは本当に辛いですよね。どうしたら良いのでしょうか?

対応策1、パワハラコミュニケーションと言うことに気づく

「恐怖心を埋められたな」「パワハラコミュニケーションをされたな」などまずはパワハラ上司の対応と「自分の気持ち」に気づくことです。

恐怖心を捉えていれば恐怖心に振り回されることも無くなります。

コミュニケーションは綱引きと同じ「パワーのバランス」に注目

綱引きは相手と同じ力だからこそ面白いわけです。一方が力がなかったり、一方が強すぎてしまっては試合になりません。

fukushiくん
fukushiくん
パワハラ上司がしていることは一方的に力が強い状態ですね。
篠原
篠原
はい。この綱引きの力を元に戻す必要があります。

とても良い表現をしているツイートがありました。

多くの職員がパワハラ上司に怯えているのです。そんな関係でチームがまとまるはずがありません。どんな方法を使ってもパワハラ上司のパワーを押し返す必要があります。

 

fukushiくん
fukushiくん
しかし、そんなことをしたら反撃されるのでは?

上手に攻撃する方法もあります。下記の記事にそれが書いてあります。

【福祉職介護職の人間関係対策】良い職員を失うな!嫌な上司や嫌な職員から良い職員を守る禁断の方法 現役の福祉職員兼心理カウンセラーの資格を持つ篠原です。 介護や福祉の業界に勤めて12年ほどですが、働いていてどうしても避けられないのが...

 

まとめ パワハラ上司に心身をやられないで

篠原
篠原
私も散々パワハラ上司に心身をやられて嫌な思いをしました。

たくさん嫌な思いをしたなかで今でこそ自分を守る技術を得ましたが、当時は散々嫌な目に会いました。

逃げたり、周りに相談したりし、なんとかなりましたが私の周りの職員は体を壊したりしたりする人もいました。

篠原
篠原
心身を壊したら一生それと付き合っていかなければいけません。

ぜひなんとか自分の心身だけは守って欲しいと思います。

心身を壊したら一生それと付き合っていかなければいけない。パワハラ上司からなんとか自分の心身を守るためにも色々な人に相談したり工夫したりし時には逃げたりするのも良いでしょう。

自分の心身を大事にしてくださいね。