篠原です。
福祉施設や介護施設に勤めている職員の声で「完全にそれパワハラでしょう!」といことを平気でしてくる上司や先輩がいるというのは聞きます。
福祉や介護の施設などでは閉鎖的な空間もあり、非常識なパワハラがまかり通ってしまうということがあるのでしょうね。
介護や福祉の業界に身を置くなら誰しもがクソ上司に当たる可能性があります。そのクソ上司がパワハラをしてくることも可能性が低くないです。
そこで私たちが出来ることは、パワハラ上司に当たってしまった時のための対応策=護身術を身につけてパワハラするクソ上司や先輩から自分たちの心身を守ることをしましょう。
簡単に使えるように解説します。そして反撃の件はこれです。
なぜ反撃しないと反撃されるのか?上手に反撃すれにはどうしたら良いか?コミュニケーションの本質をお伝えします。
- 会社は選べても上司は先輩は選べない
- 閉鎖的な空間の仕事ゆえに、その施設での常識がまかり通ってしまう
- 私たちが出来ることは「パワハラに対応する策=護身術」を持つこと
Contents
パワハラ上司こんなヤバいことをされた体験談

☑️正規職員で上司が言うような仕事ができなく「あなたはパートに降格する!」と言われた
☑️有給を取ろうとしたら「新人のくせに有給なんか取ろうとは仕事を舐めてる」と言われた。
☑️ちょっとしたミスで職員の前で大声で怒鳴りつけられた
こんな風に「ルール(民法・労働基準法・人権)」を無視してパワハラ上司は色々なことをしてきます。そしてパワハラ的コミュニケーションで恐怖心を私たちに埋め込んできます。
そこで次章ではパワハラ上司護身術を解説自分を守る方法をご紹介します。
パワハラ上司護身術を詳しく解説。

パワハラ上司護身術は下記の3つをを学ぶこと自分を守る方法です。
- パワハラとは何かをしる
- 労働条件とは何かをしる
- パワハラコミュニケーションを知り、自分を守る
護身術1 パワハラとは何かを知る
パワハラ上司はたぶん自然とパワハラを行なっているのでしょう。「ルール違反」と言うことを知りません。まずはパワハラ上司のやっている言動が人間関係や職場関係で「ルール違反」と言うことを教えないといけません。
パワハラを教えてくれる厚生労働省のサイト
厚生労働省が管轄するパワハラについてのとても参考になるサイトがあります。
厚生労働省 明るい職場応援団
厚生労働省 明るい職場応援団 「ハラスメントの定義」より引用
職場のパワーハラスメントとは。。。
職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
具体的に書かれた資料が明るい職場応援団のサイトからダウンロードでき、よくまとめられています。
明るい職場の応援団 ハラスメント関係資料ダウンロード
従業員関係資料 1-3 パワーハラスメントの行為類型 より引用
上であげた例は全て「精神的な攻撃」に当たりますね。
☑️正規職員で上司が言うような仕事ができなく「あなたはパートに降格する!」と言われた
☑️有給を取ろうとしたら「新人のくせに有給なんか取ろうとは仕事を舐めてる」と言われた。
☑️ちょっとしたミスで職員の前で大声で怒鳴りつけられた
業務上の指示や注意はパワハラに当たりません。例えば「この仕事はこうなのでこうしましょう」と言えばそれで済むことです。その後の「こんなのも出来ないなら降格だ!」とか「新人のくせに!」とか「職員の前で」「怒鳴りつける」がパワハラに当たります。
パワハラをされたらすぐに相談サイトを使い相談を。
パワハラ(がどうかをわかないが不快なこと)をされたらまずは相談窓口に相談してみてはどうでしょうか?公共のパワハラ専門の相談サイトがあります。
その際役に立つのがメモです。しっかりのその状況を書き留めておきましょう。
- いつ?
- 誰に?
- どんなことをされた?
- 置かれている状況(年数、職場の人数、同僚)
- 相談できる人 etc
パワハラ上司護身術2 労働条件とは何かを知る
賃貸の契約同様私たちは会社と契約しています。契約している以上そこには「法律(民法・労働法)」と言うものが発生します。
・休憩とは何か?
・有給とは何か?
・勤務時間とは何か?
・残業とは何か?
を簡単でも良いと知ることです。これを知らないと下記のような法律違反が平気で起こってしまいます。
☑️「新人のくせに先に帰るな」と言われた
☑️「休憩なんかうちの事業所はないから」と言われた
☑️「新人のくせに有給とるな」と言われた
☑️ 有給の理由を根掘り葉掘り聞かれた
☑️「残業代はつけられないから」と言われた etc
厚生労働省が提供してい「確かめよう。労働条件」と言うサイトにわかりやすく書かれています。マンガもあり読みやすいです。
厚生労働省 確かめよう。労働条件
パワハラ上司護身術3 パワハラコミュニケーションを知り、自分を守る
パワハラ上司により恐怖心が生まれるとても弊害があります。
- その上司がいないところでも「頭の中でその上司のことを考え」動悸がしたり、不快な気持ちになる
- 朝、仕事に行く前に「予期不安」が起こり、動悸がしたり、不快な気持ちになる
- プライベートや休みの日でも仕事の不安がよぎり休めない
- 寝ている時にその上司が夢に出てくる
- 結果不安な気持ちが続き、自信(自己肯定感)が低くなり、自分を攻めやすくなる。
パワハラ上司が厄介なのは知ってか知らずか、恐怖心を人に与えるコミュニケーションを使ってくることです。
パワハラコミュニケーションをされた職員はパワハラ上司がいない時やプライベートでも「パワハラ上司との幻影と戦うこと」になります。
対応策1、パワハラコミュニケーションと言うことに気づく
「恐怖心を埋められたな」「パワハラコミュニケーションをされたな」などまずはパワハラ上司の対応と「自分の気持ち」に気づくことです。
恐怖心を捉えていれば恐怖心に振り回されることも無くなります。
コミュニケーションは綱引きと同じ「パワーのバランス」に注目
綱引きは相手と同じ力だからこそ面白いわけです。一方が力がなかったり、一方が強すぎてしまっては試合になりません。
とても良い表現をしているツイートがありました。
人間関係に悩む本質的な理由は、刺し違える覚悟の無さ。やられたら遠慮なくやり返します!という気持ちが無いと、人間関係で苦労する。
— ハレくん (@harekunoku) August 6, 2020
多くの職員がパワハラ上司に怯えているのです。そんな関係でチームがまとまるはずがありません。どんな方法を使ってもパワハラ上司のパワーを押し返す必要があります。
上手に攻撃する方法もあります。下記の記事にそれが書いてあります。

まとめ パワハラ上司に心身をやられないで

たくさん嫌な思いをしたなかで今でこそ自分を守る技術を得ましたが、当時は散々嫌な目に会いました。
逃げたり、周りに相談したりし、なんとかなりましたが私の周りの職員は体を壊したりしたりする人もいました。
ぜひなんとか自分の心身だけは守って欲しいと思います。
心身を壊したら一生それと付き合っていかなければいけない。パワハラ上司からなんとか自分の心身を守るためにも色々な人に相談したり工夫したりし時には逃げたりするのも良いでしょう。
自分の心身を大事にしてくださいね。