福祉の職場を働きやすくする秘策

福祉施設や介護施設でこんなヤバイセリフを言ってしまう上司。大丈夫?

 

 

 

篠原です。

ツイッターに興味深い投稿がありました。

 

fukushiくん
fukushiくん
こういうセリフよく聞きますよね。
篠原
篠原
こういうセリフを聞くたびに「え〜?」と私は思ってしまいます。

そのほかにもこんな同じようなセリフがありますよね。

福祉施設や介護施設でヤバイセリフを言ってしまう上司。大丈夫?
  • 「何回言ったらわかるんだ」
  • 「前にもそれ言ったよね」
  • 「言わなくてもわかるだろう」
  • 「あなたってダメだね」   etc

これに対しツイートでは的確なことが書かれていますね。

裏を返せば「何回言ったらわかるように伝えられるんだ」と自分に言っているのと一緒ですね!とはさすがに言えなかった(苦笑

 

篠原
篠原
問題なのはこれが介護や福祉という仕事をしているその上司が言ってしまうということだと思うんです。
fukushiくん
fukushiくん
思いやりがないということですか?
篠原
篠原
それもありますが、もう一つポイントがあります。

例えるならば「道路違反を取り締まる警察官がスピード違反してしまう」のと同じことではないかと?と思います。

fukushiくん
fukushiくん
私たちの仕事がコミュニケーションを主体として仕事だからですね。
篠原
篠原
はい。それが出来ない人(しない人)が上司の立場にいると思うと、そのチーム大丈夫か?と思ってしまいます。
この記事のポイント

・「何度言ったらわかるんだ」と言ってしまう上司がヤバイ理由

・私たちが上司になったらどうしたら良いか?

「何度言ったらわかるんだ」と言ってしまう上司がヤバイ理由

先ほどのセリフの上司の本心を見てみましょう。→のところが上司の気持ちを推測した本心です。

セリフから読み解く上司の本心
  • 「何回言ったらわかるんだ」 →一度言ったら憶えてよ
  • 「前にもそれ言ったよね」  →一度言ったら憶えてよ
  • 「言わなくてもわかるだろう」→自分の気持ちや考えを察してくれよ
  • 「あなたってダメだね」   →私やチームのやってほしいことをやれていない

なぜこれが介護や福祉の仕事をしている上司が言ってしまうとヤバイのでしょうか?

介護や福祉=相手の立場にたつコミュニケーション=相手のの心の地図を描く仕事

介護や福祉は利用者の立場にたったコミュニケーションをする仕事です。認知症を患った利用者や知的障害を持った利用者など「声なき声」を感じる仕事ですね。

利用者の表情や非言語から相手が何を考えているのか?どうしたらいいのか?推測するのが仕事です。

篠原
篠原
これをある心理学では「相手の心の地図を描く」と表現しているものもありました。
相手の心の地図を描くって例えるなら?

相手がどんな状態で、どんな思考なのか?考えること。

例えば、あなたが日本に居たら日本語を話し日本の文化やマナーに合わせて生活します。逆にもしアメリカに居たらなるべく英語で話し、アメリカの文化やマナーに合わせますよね。アメリカに居て日本文化と同じように振る舞うことはしません。

相手はどんな地図の上に立っているのか?考えることが大事。相手は自分と同じ地図の上に立っているとは限らないので、自分の地図の常識で相手を考えないことが大事です。

 

 

上司は部下の心の地図に立てない?立たない?

上司の本心「何回言ったらわかるんだ(=1回言ったら憶えてよ)」というのは、ある意味上司の心の地図の常識で部下に伝えているだけであり、それが「部下に伝わっている」と思い込んでいるのでしょうね。

篠原
篠原
コミュニケーションの本質は「相手がわかるように伝える」ことです。「相手に伝わっていない」のはコミュニケーションではありません。
fukushiさん
fukushiさん
でも利用者と部下では違うのでは?
篠原
篠原
確かに仕事だからという理由もありますよね。

仕事だからわざと部下の立場に立たないということがあります。しかしそこになんのメリットがあるのでしょうか?逆にデメリットはないのでしょうか?

部下の心の地図に立たないことで得られるメリット?

・仕事の厳しさを教えられる?→意味ありますか?

・上司の存在を誇示できる?→意味ありますか?

・使えものにならない部下を切り捨てる→人手不足ですが?

部下の心の地図に立たないことのデメリット?

・部下が早く仕事を憶えないのでチーム力が増えない

・ストレスが溜まる

・部下が辞めていく可能性が高まる

・部下との信頼関係構築できない

・部下が「入った当初に必要以上に厳しくあしらわれた」という記憶はずっと残理、部下が成長した時に味方になってくれない。

 

部下の心の地図を描いて根気よく教えるメリットはすごい。

篠原
篠原
部下の心の地図に立って根気よく教えたメリットデメリットはなんでしょうか?
部下の心の地図に立つことで得られるメリット?

・初めは時間がかかるが部下が理解できるので、総合的な時間を考えると急がば回れで最終的に早く憶えてくれる

部下は「右も左もわからない頃に助けてもらった」という恩は、心に残る。いずれ部下が成長した時に味方になってくれる

周りの職員も根気強く教えてくれた上司としてその対応をみている

部下の心の地図に立つことでのデメリット?

・初めは時間がかかる
→でも急がば回れで長期的に考えると時間的には短いのでは?。

・部下が辞めてしまうことがある
周りの職員はしっかりとみていて、周りの職員が変わりに助けてくれる

・サイコパスのような部下の場合、上司が甘えられて利用される
周りの職員はしっかりとみていて、周りの職員が変わりに助けてくれる

fukushiくん
fukushiくん
確かに部下の地図に立つメリットは大きいですね。
篠原
篠原
チームプレイですからね。一人への対応はみんなに繋がっています。

まとめ 私たちが上司になったらなるべく部下の地図に立とう

ヤバイ上司はたくさんいますが、私たちはそれを繰り返さずにしっかり部下の立場に立って考えてあげればそのメリットはたくさんあります。

部下が成長した時に味方になってくれたり、周りの職員がそれをみて助けてくれます。

・コミュニケーションの本質は「伝わること」

・自分がわかる説明でも相手に伝わらないことがある

・伝えられるように相手の立場に立って根気強く何度も教えよう

・急がば回れで初めに時間がかかっても、しっかり伝わればその先はスムーズに行くこともある

・部下が成長した時に味方になってくれる

・周りの職員も助けてくれる