篠原です。
以前こんな記事を書きました。
キャリアを考える際、資格取得ではなく副業的にブログなどを書くことをお勧めすると言う記事でした。
キャリアを考える際、「資格を取得してケアマネや相談員になる」「役職をあげる」と言う方法があります。しかしこの業界では
資格取得して業種を変えたり役職を変えても収益が上がらず激務になる。
このジレンマがあります。年齢が上がってしまうと体力や社会的にも転職もしずらくなります。
多くの法人や事業所では副業禁止されているので出来ないと言う人がいるでしょう。仮にブログを始めたとしても副業禁止のジレンマがあります。
しかしです。
副業=収益を得ることです。
そもそも収益化までたどり着く人が100人いたら、ほとんど数人の世界なんです。それだけ仕事をしながら継続や努力出来る人がいない。
副業禁止で始めないのは勿体無い。そもそも収益化にたどり着いたら考えれば良いこと。
センスがないかどうかはやってみないとわかりません。書ける内容は始めるから書くことが出来ます。
逆に言うとセンスというのは質を継続出来る人です。質を継続出来る人が収益化出来ます。
ブログのセンス=質×継続
今では「質」はyoutubeで無料でしっかり教えてくれます。ですから問題は「継続」ですね。継続は熱意などが関係してきます。
そしてここからがこの記事の本題です。
ブログ(SNS)等で情報発信を始めることで
収入以外の副産物がたくさんあるんですね。
今回この記事では介護職や福祉職がブログやSNS等で情報発信をすることにより得られるメリット(副産物)をご紹介したいと思います。
Contents
福祉職や介護職が「収入の他にも」副業的にブログを書くことをお勧めする4つの理由

- 「書く」ことで浄化(カタルシス)の効果がある
- 時間の管理がうまくなる
- 発信のための勉強がそのまま仕事に活きる
- 説得する技術が得られる
【副産物1】「書く」ことで浄化(カタルシス)の効果がある
ブログを書くためには自分の意見や気持ちをメモ用紙に「書きます」。
介護や福祉の現場のストレスや問題は本当にたくさんありますよね。
仕事が終わると、体や心はボロボロです。特に嫌なことがあった日などイライラしたり、モヤモヤしたりします。
書く行為がメンタルに良い影響を与えるのは研究結果としても出ています。それをついったやブログなんかにもついでに反映させてしまいます。
1、殴り書きで感情を書く
綺麗に書こうとかではなく殴り書きでいいんです。思ったことをそのまま書く。それこそ裏紙なんかで書いてもOK。
- あいつムカつくー!
- このやろー!!
- イライラするー!!
- ふざけんじゃねー!!
2、殴り書きで書くと少し冷静になるので対策や意見をまとめる
すると気持ちが少し解消されたり、自分の意見が出やすくなりますし、客観的に気持ちを見ることも出来ますし、意見もまとまってきます。
- 明日こうしたほうがいいか?
- 上司に相談してみよう。
- 同僚に相談してみよう
- この意見はとても大事だからツイートしよう
3、まとめた意見をツイッターやブログに反映する
イライラ!モヤモヤ!→気持ちの解消で書く→意見がまとまる→SNSなどで発信→さらにブログ用にまとめる
【副産物2】時間や健康の管理がうまくなる
仕事をしながらブログ執筆ですと時間や健康の管理が問われます。そこで時間や健康の管理を工夫しようとします。その創意工夫が積み重なると仕事にも反映してきます。
- 本業はなるべく残業しないように工夫する
- 電車の通勤時間をうまく使う
- 時間を見つけてヨガやウオーキングを行う
- 運動・通勤しながらyoutubeの音声で勉強する
- 休憩時間はなるべく寝る
- 睡眠時間をしっかり取ろうと思う
- 飲み会など無駄な時間を避けようとする
- 朝の時間を活用する
- 家族との時間を確保する為にどうするか考える etc
【副産物3】ブログのための勉強がそのまま仕事に活きる
ブログの為に勉強しますし、現場で勉強したことをそのままブログ記事にすることができます。

現場のためにする勉強をブログ記事にすることができたり、記事のために勉強したことが現場で使えたりします。
現場で使う勉強⇄ブログ
ブログのために勉強⇄現場で使える
【副産物4】説得する技術が得られる
ブログ記事を書くにもテンプレートがあります。ただダラダラ書いても誰も読んでくれません。テンプレートに沿って書くことで見られる文章になります。テンプレートなどもネットに転がってます。
テンプレート例)
「読者の悩み」→「悩みを解決する手段」→「なぜそれが解決するのか?理由」
福祉や介護の現場では毎日が創意工夫であり、時には管理者や上司に相談や説得することがあります。
そういう時にもブログのテンプレート通りに書いていれば、自然と説得の技術が身につきます。

まとめ 始められる人は少し。継続できる人はもっと少し。

始めにブログで稼げる人は100人中数人とお話ししました。それは介護や福祉の職業からではありません。
なぜなら実際にこの記事を読んで「始められる人」が少しですし、さらに「質を継続できる人」はもっといないからです。この二つができれば100人中の数人に入ってしまいます。
副産物がたくさんあるのでもしこの記事を読んでちょっとでも「お!」と思ったら、とにかく初めて欲しいと思います。
介護や福祉の「リアルの声」がたくさん集まればそれだけ良いものになります。
もしちょっとでもやりたいと思ったらまずは始めてみましょう!ブログを書いてみましょう。